平成３０年度第１４回未来教室

マナー講座への感想

第２学年　学年主任　月森正志

〇先日は、貴重な時間をいただきありがとうございました。お蔭様で無事に職場体験を終わることができ、充実した体験ができたという笑顔での帰校報告が多くありました。
〇さて、先日のマナー講座では、挨拶、礼儀マナーなど、ていねいにご指導いただきました。先言後礼や椅子に座る姿勢などは、日頃から学校でも指導していますが、改めて、正しい座り方、美しい立ち姿、お辞儀の角度、声のトーンなど、細かく具体的にご指導いただいて、生徒たちにはとても分かりやかったと思います。また、発声練習なども興味が持てるものでした。
〇できれば、代表生徒に実演させて、直接ほめたり、直させたり、また、問答集があって代表生徒のやりとりなども模範的にやらせることができたら、さらに良いのではないでしょうか。

生徒の感想文から（抜粋）

○私は今回のマナー講座で、今まで自分がどれだけだらしない行動をしていたのかが分かって恥ずかしくなりました。正しい立ち方やお辞儀の仕方、言葉の発音など、初めて知ることがとても多かったです。例えば、「ありがとうございました。」を相手に伝えるときの仕方です。声を少し明るくして「あ」を強調すること、ちゃんと相手の目を見て気持ちを込めて伝えることが大切だということを学びました。私は特にこの点ができていなかったので、よく気をつけなければいけないと思いました。これからは、今回のマナー講座で学んだことを活かしていきたいです。
○私は今回のマナー講座で、特に自分の姿勢と挨拶について改めて振り返ってみました。椅子に座るとき、初めはびしっとしているのですが、途中からどうしても崩れてしまい、ひどくなると母からも説教を受けていました。挨拶にいたっては、声は小さく、自分から話すことができず、「笑声で」というお話がありましたが、それ以前の問題でした。振り返ってみると、自分の欠点や短所が恥ずかしいほど見つかりました。初めて職場で働くということでやる気に満ちていたのですが、私にはそのやる気に見合う接客態度がありませんでした。職場体験までの残りの時間、全てはまだ無理かも知れませんが、少しでも良くなるようにがんばりたいです。
○僕はマナーよく人と関われているのか心配でした。座り方では、いつも背もたれに背中をつけていて、きちんとした座り方をするととても疲れてしまい、１時間も座っていられないと思います。挨拶では、相手の目をしっかり見て言葉を言うことに大きな意味があることを知りました。小さい声での挨拶や挨拶を返してくれないのはとてもいやな気持ちになることも知りました。僕は職場体験で保育園に行きますが、子供達や保護者に会ったときは、今回の講座で学んだ挨拶のマナーを活かして、しっかり相手の目を見て、大きな明るい声で挨拶するようにしたいと思います。