日  時 2018年8月30日(木)13:30~14:20
学  校  名 目黒区立第十一中学校
実施学年 1~3年生(213名)合同
課 程 等 総合的な学習の時間「サマースクール」
授業内容 「未来教室」―将来のための3つのメッセージ―
協力企業 日本水産株式会社
 CSR部 CSR課 畝尾規子様

   

「未来教室」~将来のための3つのメッセージ~を終えて

第一学年担任 山中杏子

先日はご多用の中、本校の「未来教室」で講話をいただき、ありがとうございました。
「ニッスイ」の概要や食品に対する考え方から、身近な食品に関わる職業についてご説明をいただきました。なかでも、冷凍の焼きおにぎりが食卓に届くまでにどのような職業(仕事)があるのかを考える場面が印象的でした。身近な食品から考えることで、私たちの日々の生活が多くの仕事に支えられていることを実感できました。第1学年は、2月に職場訪問を控えています。今回の講話で「職業」に対する興味、関心を高めることができました。「全ての仕事は見えないループで繋がっている」という考え方は、生徒たちに一つ一つの職業の大切さ、一つ一つの職業への感謝と繋がっているように感じられました。
また、畝尾様ご自身の就職のきっかけを聞くことができました。幼少時の日常の何気ない瞬間が将来に繋がったという経験は、中学校生活と将来を結び付けにくい生徒たちにとって、大変貴重なお話でありました。日々の様々なものに興味を持ちチャレンジすることが将来を豊かにするという体験は、日頃の教育活動においても積極的に取り入れていきたいと思います。

生徒の感想文から(抜粋)

○私は今回のお話を聞いて、いろいろ大事なことを学びました。特に「簡単にあきらめない」ということがすごく心に残りました。失敗することがあるかもしれない。しかし、夢に向かって簡単にはあきらめないで頑張っていこうと思いました。
○3つの「み」の「興味をもつ」ということをこれから生かしていきたい。私は、すごく積極的に取り組むタイプではないが、今回の話を聞いて、今いろいろなことに興味をもってとりあえずやってみることが将来の自分につながるんだと分かった。だから、これから様々なことに挑戦していきたい。
○ひとつの商品をつくるために、いろいろの工程があって、多くの人が関わっていることが分かりました。今、私は仕事のループのおかげで生活していますが、いずれはこの中に入って仕事をすることになります。大変なときも「誰かのために働いている」ということを忘れないようにしたいです。そして、今も社会人になっても「誰かのおかげで生活できる」ことを常に意識したいです。
○大人になって社会にでた時、自分はどうなっているのか興味がわきました。中学生になって、これからの将来に少し不安をいだいていました。けれど、今回のお話を聞いて、自分に自信をもつことができました。これからは、教えていただいた「興味」「強み」「ありがたみ」を大切にして生きていきたいです。
○今日の講演で色々な事を学ぶ事ができた。私は先ず、誰にも負けないことを見つけたいと思った。私は絵を描くことが好きなので、この強みを大事にして、絵をもっと上手になりたいと思ったし、将来、今日聞いた話を思い出して、自分がやりたいことや興味のあることを仕事にしたいと思った。