日  時 平成29年2月21日(火)10:40~11:25
学  校  名  杉並区立高井戸東小学校
実施学年 5年生2クラス(67名)クラス毎に実施
課 程 等 総合的な学習の時間
授業内容 キャリア教育「未来教室」
協力企業 株式会社ゼンショーホールディングス
    人事部 人財開発課 阪田啓太様、松尾隆史様

高井戸東小学校① 高井戸東小学校② 高井戸東小学校③ 高井戸東小学校④

キャリア教育「未来教室」で考えたこと

5年担任一同

本校の5年生は、これまで、自己を見つめて、自分の良い面や得意なこと考えたり、自分に合ったものを見付けたりする活動を行ってきました。その中で、キャリア教育の観点から、将来はどんな自分になりたいのか、どんな仕事が合っているのか等について子供たち自身が考える機会をつくりたいと考え、今回の未来教室を設定しました。
事前の学習で、「働くとはどのようなことなのか」ということを児童に意識させ、当日を迎えました。
実際の授業では、株式会社ゼンショ―ホールディングスの阪田様と松尾様から、各クラスで、働くことの楽しさや、やりがい、大変さや、強い思いをお話しいただききました。
子供たちは、楽しそうにハキハキと自己紹介をしてくれる先生に興味津々でした。会社の説明や企業理念を聞く中で、働くことへの関心が高まっていったようでした。
また、クイズを通して、子供たちが様々に意見を出し合う場面が多くありました。児童同士が交流を深め、大いに盛り上がり楽しく学習を進めることができました。
学習の中盤、「一杯の牛丼が出来上がるまでにはどのような仕事があるのだろうか」という問いに、児童は、これまでの学習経験を生かしながら深く思考していました。
学習のまとめで、「この世の中は誰かの何かによって成り立っています。」というお言葉をいただきました。「必要のない仕事はない」という熱いメッセージを、子供たちは目をキラキラと輝かせながら聞いていました。
授業後の児童のアンケートでは、「自分の仕事に誇りをもてるようになりたい」と振り返る児童が多くいました。また、「誰かの何かの為に働ける人になりたい」と考えを広げている児童も多くいました。
今回、阪田様、松尾様から、「すべての仕事は他者とのつながりの中にある」という考えを、しっかりと教えていただきました。この「未来教室」の学習を通して、働くことの楽しさや大変さだけでなく、いろいろな角度から多面的にものを見ることの大切さを教えていただきました。また、人としてどのように生きていくか、感謝の気持ちをもつことの大切さにも触れながら教えていただきました。
これから様々な出会いを経験していく児童にとって、とても大切な力を付けていただいたと、担任一同感謝しております。ありがとうございました。