日  時2025年7月11日(金)9:45~10:35
学  校  名目黒区立大鳥中学校
実施学年1年生 5クラス(168名)合同で実施
課 程 等総合的学習の時間
実施内容キャリア教育
 「進路を考える日」職業講話
協力企業株式会社ゼンショーホールディングス
    人事部 人財開発課 熊木愛美様、城本萌衣様

「進路を考える日」の講演

第一学年 進路担当 西岡 恵美

先日の「進路を考える日」講演会におきましては、ご多用中のところ本校一学年生徒のためにご講演をいただき、誠にありがとうございました。

講演では、身近な「すき家」「はま寿司」などを取り上げ、ゼンショーホールディングスさんが大切にしている「世界から飢餓と貧困を撲滅する」という企業理念に基づいたお考えを分かりやすくお話ししてくださりました。企業理念を達成することは大変なことと思いがちですが、それが身近な飲食店とつながっていることが生徒にとっては「自分ごと」として考えられる良い機会となりました。また、一杯の牛丼ができあがるまでには多くの人が関わっていて、世の中は、誰かの何かの仕事によって成り立っている、誰かのためになっていない仕事はない、ということを熱<伝えてくださったおかげで、「どんな仕事も働くということに誇りをもってしたい」と感想で書いた生徒が多くいました。

全体を通して生徒に問いかけながら進めて下さり、今の自分が将来につながっていることがわかり、今の自分自身に何が必要なのか、どんな力をつけていくことが大切なのか、生徒たちが一人ひとり考える、良いきっかけをいただいたと思っています。今回のお話を今後の学校生活、生徒たちの進路学習につなげてまいります。貴重なお時間をいただき、どうもありがとうございました。

生徒の感想文から(抜粋)

○ゼンショーホールディングスは聞いたことがなかったけれど、僕が知っているすき家やはま寿司をやっていると聞いて、すごい会社なんだなと思った。一杯の牛丼をつくるのにも多くのいろんな人が協力して僕たちが食べられることが分かった。ゼンショーホールディングスの企業理念の世界から飢餓と貧困をなくすというのはとても難しい課題だけど、少しずつ近づくためにいろんな努力をしていて、すごいと思った。僕もこれから仕事をするようになったら誇りをもって物事に取り組んでいきたい。将来就職する時は「誰か」の「何か」のために役立つ仕事を選んで働きたいと思った。

○今日は「様々な視点から物事を捉える」こと、そして「働くこと」について、分かりやすくお話してくださり、ありがとうございました。ゆっくりと、かつ、ていねいに説明してくださったおかげで様々な学びを得ることができました。同じ図でも「ジャイアン&ジャイ子」に見えたり「犬&猫」に見えたり、見方を変えてみると全く違って見えることに気づきました。物事を多角的に見ると新たな発見があることを学んだことで、今後は、一つの面から物事を捉えるのではなく、多角的に眺め柔軟に考えてから判断するようにしたいと思いました。また、自分の強みを誰かのために使い必要とされる人材になっていきたい、自分の仕事に責任をもって取り組みたいと思いました。

○私は小さい頃からヘアメイクアーティストになりたいという夢があります。初めは楽しいからとか好きだからという想いが強かったのですが、大きくなるうちに人を喜ばせたいなという想いになりました。今日のお話を聞いて、更にその想いが増した気がします。講師のお二人はとても楽しそうに話されていて、この仕事に誇りをもっていることがよく伝わってきて、素敵だなと思いました。ゼンショーさんは「食」で「私」の「幸せ」を叶えてくださいます。私もヘアメイクアーティストになって、自分の手で人を輝かせ、多くの喜びを与えたいと思います。あなたの幸せは私が作ります。世界中の「誰か」の「何か」のために自分の力を使える大人になりたいです。