日  時2024年2月13日(火)13:30~15:20
学  校  名目黒区立目黒第一中学校
実施学年1年生 2クラス(68名)クラス単位で2社の話を聞く
課 程 等総合的な学習の時間
実施内容キャリア教育「職業人の話を聞く会」
協力企業ヤマト運輸株式会社
  南東京主管支店 人事総務担当 戸川礼奈様
 住友生命保険相互会社
  営業統括部 支社マネジメント改革推進室 佐久間弘美様

「職業人の話を聞く会」を終えて

第一学年 椿 恭子

 この度は、本校第一学年のキャリア学習「職業人の話を聞く会」にご協力いただき、誠にありがとうございました。

生徒たちは貴重な体験をさせていただくことができ、講師の先生方を始め、多くの方々のご厚意やご協力があってこその学習であることを実感いたしました。

今回の学習が生徒にとりまして大変意義深いものであり、将来に向けて大いに役立つものになりましたことに改めて御礼申し上げます。

 今後は、この「聞く会」での体験を通して職業や進路について考えを深め、進路学習をより一層充実させてまいりたいと思っております。

生徒の感想文から(抜粋)

【講師:ヤマト運輸株式会社 戸川礼奈様】

○普段にヤマト運輸を利用していますが、セールスドライバーさん以外の様々な多くの人のおかげで荷物が届いている、それでヤマト運輸が成り立っていると思うと、ありがたさや凄さに感動しました。また、東日本大震災の際、「物流を途切れさせない」強い思いで行動していたヤマト運輸の社員さんに感動しました。今後、就職してからいろいろの選択をすることになった時には社会的責任をもって臨みたいと思いました。

○私たちが日々使っている宅急便で荷物を出してから届くまでの作業工程を初めて知りました。一つ一つの荷物が心を込めて配達されていることには感激しました。僕が寝ている夜にも運んでいる人がいることもすごいと思いました。また、東日本大震災の時に「一歩前へ」というスローガンで一生懸命配達している姿には心を打たれました。将来はヤマト運輸の社員さんのような人のために頑張れる仕事について、笑顔を増やしていきたいです。

〇お話を聞いて、毎日のように見ているヤマト運輸の宅急便の荷物は多くの人が関わることで翌日にも届くという速さが実現しているのだなと分かりました。また、東日本大震災の時の社員さんの活躍はヤマト運輸で働く方々のプライドと被災者への気持ちがあったからこそと思いました。仕事への取り組み方を考えさせられました。

【住友生命保険相互会社 佐久間弘美様】

○普段の生活では住友生命との関わりがありませんが、今回の授業を通してすごく身近なものに感じました。印象に残ったことは「とりあえず1年だけやってみようと思ったことに専念し、12年も続けている」という話です。たまたま選んで勤めるようになった会社で長く続けることができたというのは、とても素敵な出会いだと思いました。「人と話すことが好き」や「人の役にたちたい」などの考えが仕事で成功するカギだと思いました。今後、佐久間さんのように素敵な出会いがあると思うと、様々なことに自発的にチャレンジしていきたいと思いました。

○企業の方の話を聞く機会はとても貴重なので、勉強になりました。生命保険がどういうものか知らなかったけど「悲しみと共に貧しさが訪れないように」あらかじめリスクに備えるものだと分かりました。また、住友生命さんは保険だけでなく、バイタリティやCがついたお菓子を投稿すると募金団体などに寄付されるという誰でも簡単にできる取組みを行っていて、素敵だなと思いました。佐久間さんのお話にあったように、人との出会いを大切にして、いろんなことに挑戦していきたいです。

〇私にはまだ明確な夢や目標がありません。ですが、今回の佐久間先生のお話を聞いたことは、今まで持っていた就職活動のイメージや考え方が大きく変わるきっかけとなりました。お話の中で「とりあえずやってみる」という言葉がありました。私は今まであまりチャレンジせずにいたので、これからは勇気を出して様々なことに挑戦するようにし、大人になったら本当にやりたい職業に就けるように頑張りたいです。