日  時2023年7月14日(金)13:35~15:25
学  校  名杉並区立東原中学校
実施学年1年生 3クラス(91名)クラス毎に2社の話を聞く
2年生 3クラス(89名)    〃
3年生 2クラス(79名)    〃
課 程 等総合的学習の時間
実施内容キャリア教育「生き方を学ぶ講座」~企業の人の話を聞く会~
1年生 “社会で働くことの意味と価値”
2年生 “職場体験学習の事前学習”
3年生 “企業や社会が求める人材(進学、就職に向けて)”
協力企業1年生
読売新聞東京本社
  教育ネットワーク事務局 石橋大祐様
 アマゾン ウェブサービス ジャパン合同会社
  ハイテク・エレクトロニクス営業本部 小川達郎様
  パブリックセンター 笹沼穣様
 株式会社ニッスイ
 サステナビリティ推進部 畝尾規子様
2年生
 株式会社三井住友銀行
 サステナビリティ企画部 呉藤 舞様
 東レ株式会社
 CSR推進室 中嶋 環様
住友生命保険相互会社
 新規ビジネス企画部 山口 潤様
3年生
三井住友カード株式会社
 営業第五部 内山暁史様
 SMBCファイナンスサービス株式会社 井上華奈様
日本アイ・ビー・エム株式会社
 第一サービス営業部 山崎武洋様

「生き方を学ぶ講座 ~企業の方の話を聞く会~」の授業を終えて

        第1学年担当 

第1学年では、「読売新聞東京本社」と「アマゾン・ウェブサービスジャパン合同会社」、「株式会社ニッスイ」の3社の方を講師に迎え、「企業の概要や仕事内容」や「将来に向けて今、大切にしてほしいこと」などについて、さまざま視点やさまざまな角度からのアプローチで講演をしていただきました。

世界最大の発行部数を有し、140年以上の歴史がある「読売新聞東京本社」では、“新聞は未来のトリセツ”をテーマにお話をしていただきました。原稿用紙500枚分の文字数からなる朝刊から大事なことを読み取るには、まず見出しからニュースを知ることができること、また、その記事には“有名人でなくてもすべての人の人生にドラマ”があること、そして、発信したものを受け取る人が生かすことでその記事に価値が生まれるため、正しい記事を書かなくてはいけないということを学びました。また、“人と話すのが苦手だけれど、作文は得意だから新聞記者になろう”と思った経緯から、「名刺1枚で誰にでも会いに行ける仕事」であること、取材を通して、それまで苦手だと思っていたことが、実は苦手ではなかったことに気が付いたことなどを教えていただきました。“苦手だからやらない”“苦手だから無理”とやる前から限界を決めてしまうのではなく、好きなこと、得意なことを伸ばし、追及すればするほど、仕事に活かすことのできる自分の強みができ、自然と克服できるものだと熱いメッセージをいただきました。今やインターネットで簡単にニュースが読める時代になっているが、スクロールで記事を読むよりも、見出しで大事なニュースが一目でわかる新聞の良さも知ることができました。

今や私たちの生活に欠かせない存在となったオンラインストアにおける世界トップクラスの企業である、「アマゾン ウェブサービス ジャパン合同会社」では、AからZに向かって矢印が向かうアマゾンのロゴは、始まりから終わりまで欲しい物が何でも手元に届くという意味が込められていることやデジタル技術を使ってお客様の生活を楽にしたいという想いから、ロゴの矢印が笑っているようにデザインされていることを知ることができました。また、アマゾンの社員は「失敗を恐れないこと」を大切に働いているというお話がありました。アマゾンが発売した商品で、大きな損失を与えてしまった具体例の紹介をもとに、「間違いをしない」ということは「仕事をしていない」ということであり、失敗が次に生かされることで成長できるので、辛抱強くチャレンジすることが大切だと教えていただきました。失敗をマイナスに捉えることなく次に生かすための糧にすること、そして「いろいろ経験をし、失敗をし、そこから学び、やりがいを見つけ、人生を楽しんでほしい」と熱いメッセージをいただきました。

私たちの食生活が便利で楽しいものになった冷凍食品シリーズでもおなじみの日本の大手水産・食品会社である「株式会社ニッスイ」では、普段私たちが口にするような冷凍食品や魚肉ソーセージ、鯖缶、スーパーやレストランで提供される魚介類を製造販売しているだけでなく、DPAやDHAなど魚の油から抽出される原料をもとにした医薬品にも携わっていることを学ぶことができました。また、将来のために「いろんなことに興味をもってほしい」「誰にも負けないといえる強みをもってほしい」「働いている人に感謝の気持ちをもってほしい」という3つの願いとともに、「どんな人でも生活をするためには、多くの’’仕事人’’に支えられていて、その多くの人たちもまた多くの’’仕事人’’に支えられており、ひとつの大きな輪のようにつながっていること、将来その大きな輪の中に入って活躍するために3つの願いである『興味』『強み』『ありがたみ』の『3み』を心にもちつづけてほしい」という熱いメッセージをいただきました。

今回の講演を通して、なぜこの仕事を選び、どんな時にやりがいと感じ、どのように仕事と向き合っているのかを知り、「自分と仕事」とはなにか、将来働くにあたって「中学生の今、何を大切にするのか」について向き合うことのできる有意義な時間となりました。

        第2学年担当 

第2学年は、株式会社三井住友銀行、東レ株式会社、住友生命保険相互会社の3つの企業の担当者からお話を伺いました。

 株式会社三井住友銀行の呉藤様からは、同社での仕事にはどのようなものがあるのかのお話をいただきました。そして、社会貢献のために、様々な企業と提携して取り組みを行っていることを知りました。どうして働くのか、何のために働くのか。生徒は話し合いや発表から、働くことに対しての考えを深めていました

 東レ株式会社の中嶋様からは、東レが「もと(=材料)」を作っている企業であるという話をいただきました。SDGsへの取り組みとして、ペットボトルから作った繊維。その繊維を使った商品の話もありました。ろ過のフィルターは、普通のろ紙では通してしまう色水でも、飲める水に変えるようなものも開発しているとのことで、生徒たちは驚いた様子でした。

 住友生命保険相互会社の山口様からは、「ありがとう」を感じられる仕事をしていますと話をいただきました。また、楽しく健康を推進するしくみを考え、取り組んでいるとのことでした。そして、夢や職業の見つけ方として今大切なことは、「見る、聞く、調べる・・・」、つまり、多くの体験をするということであるという話を聞き、生徒は今後の学校生活への意欲を高めていました。

 2年生は、職場体験を9月に控え、仕事についての理解を深めることができました。

第3学年担当

 第3学年は、三井住友カード株式会社の内山様、井上様、日本アイ・ビー・エム株式会社の山﨑様から各企業の業務内容や生き方、考え方についてお話いただきました。

 名前は知っているものの、どのような業務を行っている企業なのか知らない生徒が多く、説明を聞いて、自分達の生活に身近に関わりのあるものに携わっていることを知り、さまざまなイメージを持って話を聞くことができました。三井住友カード株式会社はお金を作る、管理するのにも多額の費用がかかるためその費用削減であること、外国人観光客にも日本でお金を使ってもらうなどといった目的のためにキャッシュレス社会の実現を目指している企業であることやクレジットカードを利用する際の留意点などをお話しいただきました。

日本アイ・ビー・エム株式会社は銀行ATM機械や駅の券売機などに使われている半導体など、情報システム関連の企業であり、私たちの生活が安全、安心なものになることを目指していることをお話していただきました。

 また、「今自分がやっている仕事の意味を常に考える」「大変だと思う仕事こそチャレンジしてみる」「客や仕事など嫌だなと思うこともそのことを調べていくといつの間にか好きになっていく」「ピンチのときには逃げることも大切で、次の新しい環境で再びチャレンジする」といった仕事をしているうえで感じたことや学んだことを教えていただきました。

 自分の進路について向き合っている3年生にとって、今日の講話はとても前向きになれる、勇気の持てるものとなりました。生徒の多くの質問にも丁寧に回答いただき、大変有意義な時間となりました。

生徒の感想文から(抜粋)

第1学年

【講師:読売新聞東京本社 石橋大祐様】

○この時間で新聞のおもしろさや新聞づくりの大変さを知ることができました。普段あまり新聞を読むことはありませんが、お話を聞いて、これからは意識して見てみようと思いました。その時には、たくさんの時間をかけたり、いろんな所に取材に行ったりして、新聞記者が大変な仕事をしていることを思いながら、日本や世界で起こっていることの情報を知り、世界とつながっていきたいです。

〇自分が苦手だと思っているのは、ただ自分で壁を作っている、ただの思い込みなんだと学びました。やっていけばそのうちに無くなってくるから、とりあえずやってみることが大事だと学びました。この情報は本当に真実なのか?必要なのか?を普段から大切にして、話を聞きメモをしたいと思えるようになりました。本やテレビなども、正しい情報をとって行動できるように積極的に見ていきたいと思いました。

○今回の講座を聞いて、取材とはどういう仕事なのかをまとめてみました。それは、「自分の頭の中を記事でいっぱいにする仕事」ということです。石橋さんは、取材というのは受け取る人が生かして初めて価値を生むということをお話しくださいました。そのためには、事実に基づいて記事を書かなければならないと。自分の好きなことで頭がいっぱいになることはとても楽しいことです。石橋さんはそれを私に教えてくださいました。ありがとうございました。

【講師:アマゾン ウェブサービス ジャパン合同会社 小川達郎様、笹沼 穰様】

○Amazonは早く届いてすごいなと思っていましたが、今回の講座で、その裏でこんなすごいことが行われていることが知れて、これからは、品物が届くたびにその裏の努力のことを想像すると思いました。いろんな物をそろえ、消費者第一で考える世界中の社員の方がすごいと思いました。私はこんなに努力をしたことがありません。大人になったら、いろんな人を幸せにできるような仕事がしたいと改めて思いました。

○アマゾンがどういう仕事をしているかが気になっていたのですが、今回アマゾンの社員の方の話を聞いて、仕事のことや考えていることが知れました。今回の話で学んだことは、失敗を恐れずに挑戦すること、お客様に喜んでもらうために努力することを大事にすることです。また、将来、何か好きなことに興味をもつこと、そして、日々進化し続けている時代の動きに乗ることも大事にして仕事をしていきたいと思いました。

○今回のアマゾンさんの話で、将来、「自分の好きなこと、やりたいこと」や「失敗を恐れない」ようにすることを学びました。自分はけっこう失敗を根に持つタイプで、失敗しか恐れてない人間だったけれど、今回の話で有名な人たちが失敗していることを知って、「失敗がないことはない」のだと考えられるようになり、少し楽になれたような気がしました。

【講師:株式会社ニッスイ 畝尾規子様】

○今回の講座で自分がいろんな働いている人に支えられて生活できていることが分かったので、感謝をしたいです。お話にあった「興味」「強み」「ありがたみ」をこれからも大切にしたいと思います。また、畝尾さんの体験として、おばさんの仕事場に連れて行ってもらったことから「おばさんのような仕事がしたい」と思うようになったという話がありました。このたまたまは興味から来たことなので、私もとにかくいろんなことに興味を持ちたいと思いました。

○自分が興味のある好きなことを仕事にするのはいいことだなと思いました。今までは、お金が大事で、お金をかせげる会社に入りたいと思っていたけど、好きで続けられることも大事な要素だと思いました。嫌なことでもとりあえずやってみて選択肢が増えればいいなと思えました。お話にあった、興味、強み、ありがたみのメッセージはこれからの生活で大切にしていきたいです。

○2回目に聞いた講座で1回目の講座の内容につながる話があって面白いなと思いました。今回のニッスイの畝尾さんのお話で3つのメッセージ、3つの「み」を学びましたが、1回目の講座につながるのは2つ目の「み」の「興味」の部分です。共通して「自分がやりたいことや好きなことを仕事にしている」ことでした。2回の講座を聞いて、自分も自分が興味があるもしくは興味をもったものに関係する仕事に就こうと思いました。    

第2学年

【講師:株式会社三井住友銀行 呉藤 舞様】

○「なぜ働くのか?」この問いに対して私は、お金をかせぐためとしか思い浮かばなかったです。しかし、今回のお話を聞いて、自分の夢を叶えるためや社会貢献にも働く意味があることを知りました。これからは、自分の好きなことややってみたいこと、大事にしたいことを大切にし、将来の自分のことを考えていきたいと思いました。

○自分はまだ中学生だから社会貢献ができないし、働けないからと思って、大人の人や親が頑張っていると他人事として考えていました。でも、社会貢献について考えたとき、ボランティアやSDGsへの取組み、リサイクルなど、自分にもできることはあるし、これからの仕事を決めるための準備や、決めるときのために、好きなこと、得意なこと、大事にしたいことを今から考えたり探してみたりして、今できることとこれからのためにすべきことを考えようと思いました。

〇金融関係の仕事は経済の中で資金を円滑にじゅんかんさせる役割、いわば、多くの会社がやりたいことを応援する役割があることが分かりました。また、社会貢献にどのような役割があるかや仕事のやりがいに関してのお話もうかがえて、とても勉強になりました。これから、呉藤さんが教えてくださった「好きなこと」「得意なこと」「大切なこと」を参考にして私自身の将来の夢について考えていきたいです。

【講師:東レ株式会社 中嶋 環様】

○普段、ごみなどの管理はすべて親がやっていて、僕自身は何とも思っていなかったが、今回の講座でリサイクルされ世界の手助けになっていることを知って感動した。これからはリサイクルについて考え、SDGsを意識した生活をしなければならないと思い、また、ただただ自分のために働いて生活するのではなく、中嶋さんのように世界のことを考えて取り組める仕事に就きたいと思った。

○東レが取り組んでいる詳しい情報から、それがどのように社会やSDGsにつながっていくのか、また、私たちの身の回りでどのようなことができるのかなどをていねいに教えてくださり、新たな重要な情報を学びながら聞くことができました。私もこれからは、ペットボトルを捨てるときにはしっかり洗って分別するなど、自分でもできることには一生懸命に取り組んでいこうと思いました。

○東レは素材の会社として化学繊維を製造しているだけでなく、環境問題にも取り組んでいて、SDGsの目標達成のために様々な事業を行っていることが分かりました。会社の強みを生かしてできることをできる限り実行し、社会貢献していることを学んで、私自身も発想を広げて自分ができる精一杯の社会貢献活動をしていきたいと思いました。

【講師:住友生命保険相互会社 山口 潤様】

○住友生命保険の仕事内容だけでなく、保険の仕組みや将来の夢の見つけ方、必要なスキルなどをとても丁寧に分かりやすくお話をしていただきました。ありがとうございました。私自身の将来についてまだ目標や夢は決まっていませんが、今回教えていただいたように、まずは視野を広げるところから始めたいと思いました。

○「人生100年時代」。この言葉は何度も耳にしています。生命保険にたずさわる仕事は、正直言って、暗い仕事ばかりだと思っていました。しかし、今回の山口先生のお話で「この仕事でありがとうと言われる」とおっしゃったのを聞いて、生命保険の仕事に誇りをもたれていることが分かりました。私は将来、小児科医を目指してがんばっています。そのためにも、私は、自分の命を大切にしていきたいと思います。

○企業に入って楽しく働いて満足するだけでなく、そこから会社や人々のために新しいことを始めて、一人で大変なことばかりでも、一生懸命やったり、次から次へと新しく、もっとより良くしたいという思いをもって行動していくのがすごいと思った。僕は、まだ、やりたいことが決まっていないけど、将来やりたいことをやれるように、今できることを少しずつでもがんばりたいと思った。

第3学年 

【講師:三井住友カード株式会社 内山暁史様、SMBCファイナンスサービス株式会社 井上華奈様】

○何気ない日常で身近なキャッシュカードだけど、今回の講座でその詳しい内容や仕組みを興味深かく知ることができた。話を聞いて、自分が好きなことや得意なことだけではなく、その反対のことにも目を向けて新しい発見をしてみたいと思った。また、進路選択には様々な視点があることを実感することができたし、自分なりのなりたいことや好きなこととの関わりを学べてとても良かったと思う。

○普段から身近にあるクレジットカードについて新しい学びがたくさんありました。クレジットカードには便利なプラス面もお年寄りの方には難しい一面もあることを知ることもできました。また、今回のお話を聞いて、自分がすぐにでも取り入れられることは、大事な高校選びで敢えて新しいことに挑戦したり苦手なことに飛び込むことだと思いました。。何かについて詳しくなる絶好の機会だと思うので、今回のお話を思い出してベストな選択をしたいと思います。

○講座を聞いて思ったことや分かったことがたくさんあります。その1つは、これから進学して高校、大学へ行き、どこかの会社に入ることになった時に何が大切なのかということです。それは、社会の一員として世の中に貢献することや、自分や家族のために働くことが大切だということです。他にも、知識を蓄えること、困ったら周りに相談するなどが分かりました。良い経験をさせてもらったと思っています。何かをやる時は優先順位をつけることが大切だという話がありましたが、その通りだと思ったので、これからは自分も優先順位を意識して行動できるようにしたいと思います。

【講師:日本アイー・ビー・エム株式会社 山崎武洋様】

○山崎さんが学生時代の話の中で「あいさつが大切」とおっしゃったのが印象的でした。東原中学校はあいさつを大切にしている学校ですし、私も家で親といっしょにあいさつ強化月間を作ってご近所にあいさつしているので、そんなに大切なことという意識はあまりありませんでした。けれど、山崎さんが笑顔であいさつしてくださったところを見た時、とても良い印象を受け、改めてあいさつの大切さに気付かされました。今回の講座のお話や山崎さんのあいさつを、今後の面接やこれからの人との関わりに生かしていきたいと思います。

○印象に残っていることは「自分をほめる」ことと「チャレンジする」ことが大切だということです。山崎さんの学生の頃のお話や、教授の一言でIBMに就職を決めたものの、やっていくうちに仕事やお客さんを好きになったということを聞いて、今の自分と照らし合わせてみました。私の苦手な数学についても、チャレンジして続けたら好きな教科になるかもしれないので、あきらめず、この夏、本気で頑張ってみようと思いました。私は自分でも自己肯定感が低いと感じていますが、自分をほめることで高められると学んだので、しっかり向き合ってがんばろうと思います。

○自分は勉強科目で周りの人と比べて「自分は全然できていない」と落ち込むことが多いので、そんな時こそ焦らずにマイペースでいられるようになっていきたいと思いました。また、どうしようもなくなったら、ウダウダそこにしがみついているのではなく、勇気をもって一度そこから逃げて、またチャレンジすることの大切さを学びました。仕事一直線にならずに仕事以外のことをやっても、時にはその後、仕事をずっとやっている時よりも仕事の結果がよくなることがあることを知ることができたので、睡眠の時間をとるなど、これからの受験勉強にも、その後の人生にも生かしたいと思いました。