日  時2022年7月11日(月)10:45~12:20
学  校  名中野区立桃園第二小学校
実施学年3年生 2クラス(65名)合同で実施
課 程 等理科
実施内容「チョウの楽しさ」
協力企業 日本鱗翅学会会員・日本蝶類科学学会会員 
  浅野正博様、倉沢良章様

「蝶の楽しさ」授業の感想

3年1組担任 柴田さきえ

 「蝶の楽しさ」のお話をうかがったのは、2年ぶりである。前回は、蝶の世界に触れ、昆虫に対する認識が大きく変わった。

今回も子どもたちとともに、わくわくしながら、さらに「蝶の楽しさ」について、じっくりと話をうかがうことができ、感動でいっぱいだった。

体育館には、オオムラサキやミドリシジミ、シジミチョウ、トリバネアゲハなど、貴重で美しい蝶の標本、実際に飛んでいる蝶やさなぎ、アンモナイトなどの化石が展示され、まるで博物館にいるような気持ちになった。

地球の歴史の中で約4億年前に出現した昆虫は、私たち人間の大大大先輩であり、尊敬する対象であるというお話が心に残った。そうやって、脈々と受け継がれてきた生命について考えることを通して、子どもたちが次に昆虫に触れあった時に、昆虫に対してまったく違う視点から、思考を深め、想像していけるのではないかと感じた。

倉沢先生からは、自然に感謝の気持ちをもち、親しみを持つこと、人間も自然の力の中で生活していること、他の生物も一緒で、人間が偉いと思わないこと、地球上の大先輩の昆虫から、色々なことを学んでいくことの大切さを教えていただいた。

浅野先生からは、多様性への眼差しとして、生き物の面白さ、不思議さがわかること、なぜだろうと考えてみること、周りの人にも知ってもらうことの大切さを教えていただいた。

今回の授業で教えていただいたことは、子どもたちが大人になっても、ずっと心の中に残り、人生の糧となっていくと思う。

授業をしてくださった、浅野先生、倉沢先生、企画、運営してくださったNPO法人おやじ日本の池田様に心から感謝を申し上げたい。ありがとうございました。