日  時

2019年10月7日(火)13:30~15:20

学  校  名

新宿区立牛込第二中学校

実施学年

2年生 2クラス(58名)合同

課 程 等 総合的な学習の時間
授業内容 マナー教室 ~職場体験の事前学習~
協力企業 リーガロイヤルホテル東京
   料飲部 及川忠彦様

 

「マナー教室」で学んだこと

西川紗代

職場体験に向けて、具体的でわかりやすい話のため、生徒が興味をもって話を聞くことができていました。
 講師の及川さんが歯切れよく聞き取り易い発声で話をしていたため、最後まで真剣に話を聞く生徒が多かったです。
 内容面でも、モラル・マナー・サービス・ホスピタリティ・おもてなしといった理論に関わる部分も、パワーポイントを用いてわかりやすく説明してくださっていたのが良かったです。
 実際の練習では、及川さん自身のお手本がとても素晴らしかったので、それを見るだけでも価値があったと思います。
 生徒は、声を出すのが最初はなかなか難しい生徒が多かったですが、繰り返したり、生徒同士で行ったり、歩きながら行うなど、様々な方法で体験していくうちに、少しずつ、固さが取れ、笑顔で頑張る生徒が増えてきました。
 最後の質疑応答では、具体的な仕事での状況や、ホテルマンに求められる能力など、生徒が興味をもっていることを教えていただきました。
 この時期にふさわしい講演で生徒にとって貴重な機会になったと思います。

 

生徒の感想文から(抜粋)

○今日は、マナーの基礎を知ることができて、職場体験に活かせることがたくさん分かりました。一番印象に残っているのは、あいさつの仕方の時にあった礼の角度です。一つ一つの礼の角度に込められている意味がそれぞれあって、驚きました。それぞれが礼をする相手や場合にそっていて、これからの学校生活にも活かしていけたらいいと思いました。先言後礼などの大切なことにも気づきました。これまでは同時礼が正しいと思ってしていましたが、これからは、先に相手の目を見てあいさつをしてその後で礼をするように心がけたいと思いました。

○私の職場体験先は保育園ですが、園児と接する中での礼儀作法、保育園の接する中での礼儀作法を深く考える2時間でした。1時間目ではあいさつの礼儀作法や笑顔、笑声、身だしなみを教えていただき、改めてあいさつの大切さを知ることができました。2時間目では、立ち方、お辞儀の作法、歩き方を指導していただきました。一つ一つの動作から相手に誠意を見せるべきだと感じ、職場体験はもちろんですが、将来の面接など社会に出たときにも意識しようと思いました。

○普段の生活でも目上の人にどのように接すれば良いかが分からなくなってしまったことがあるので、今日の授業はとても役に立ちました。とくに、あいさつの話が印象に残っています。自分の心を開いて相手に迫る。確かにあいさつは一番最初にする重要なことなので、漢字に込められている意味まで考えてすることが大切だと思いました。おじぎもどのような場合かで角度が変わるということもはじめて知りました。ホテルの人は常にどのような状況なのかを考えてしっかりとしたおじぎで対応しているのだと分かり、大変だと思いましたが、自分の将来にも必要なことなので、今度の職場体験でも将来の面接や仕事にも取り込んでいきたいと思いました。