日  時 2019年6月10日(月)13:30~15:20
学  校  名 目黒区立大鳥中学校
実施学年 2年生 4クラス(145名)合同で実施
課 程 等 総合的な学習の時間
授業内容 「マナー教室」~職場体験の事前学習~
協力企業 リーガロイヤルホテル東京
 料飲部 及川忠彦様

    

マナー講座を受けて

第2学年 粕谷重人

おやじ日本様のご紹介のもとリーガロイヤルホテル東京の及川忠彦様によるマナー講座を開講していただきました。当日はあいにくの雨の中でしたが、本校の生徒たちのためにお越しいただき、ありがとうございました。及川様の魅力的なお話と実演、またリーガロイヤルホテル東京のDVDなど、あっという間の2時間でした。
初めに、「ちり一つ、ゴミ一つ、髪の毛一本残してはいけない。7人の目で見てミスがないようにしている。」とお話しされたハウスキーピングや、椅子一つを1~2か月かけて直すグループサービスチームのお仕事などを紹介していただき、生徒は働くことの基本的姿勢を感じることができたと思います。
お客様への接し方については、相手に感動を与える『おもてなし』のレベルまでは、すぐには無理と前置きされた上で、今、身に付けてほしい「接遇の基本」を教えていただきました。特に、接遇の五原則である「あいさつ・表情・身だしなみ・言葉遣い・態度」については、生徒は翌日からの職場体験に向けた心構えとして、身の引き締まる様子で聴いておりました。また、「笑声」「先言後礼」「正対」は私たち教員にとっても日々心がけていきたい内容でした。
限られた2時間の中に生徒の実演もいれてくださり、生徒はわかりやすく学ぶことができました。今回、教えていただいた内容は、3日間の職場体験だけではなく、進学や就職試験の際の面接はもちろんのこと、社会に出て生活していく上で、とても大切な内容でした。
このように熱心に講義をしてくださいました及川様、有意義な時間を提供くださったおやじ日本の皆様に心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

生徒の感想文から(抜粋)

○自分からあいさつ、相手の目を見てあいさつ、明るい声や笑顔であいさつする笑声、いつでも、どこでも、誰とでもするあいさつ、先言後礼で正しいおじぎ。ひとつのあいさつで気をつけるところがこんなにもたくさんあると知り、おどろきました。しかし、実際に職場体験に行ってみて、このひとつひとつが大切だと気づかされました。笑顔と笑声であいさつをすると、相手の人も笑顔、笑声であいさつを返してくれて、「相手の表情は自分の鏡」とはこのことだなと思いました。
○今回のマナー教室で、特に挨拶を実践したいと思いました。挨拶を笑顔で自分からするというのは小学校の頃から言われてきたことですが、今回の教室で、それがいかに大事なことかが理解できました。普段は仲の良い人にしか声をかけなかったりしますが、今回のマナー教室をきっかけにして頑張って挨拶の範囲を広げていこうと思いました。お話にあった笑声は私が気にいったポイントです。普通より高い声だと表情豊かな超えに聞こえるというのはとても納得できました。
○今回のマナー教室で、僕は接遇の五原則のことを知りました。その中でも、第一印象が決まる「あいさつ」「表情」「身だしなみ」は特に大事にしたいと思いました。これからは、相手より先に相手の目を見ながらあいさつしようと思います。表情は自然に笑顔になれるように、身だしなみは頭のてっぺんからつま先まで気をつかっていきたいです。今回のマナー教室で習ったことは明日から始まる職場体験でしっかりやっていきたいと思います。また、普段の生活でも将来働くようになった時でも、いつでも意識していきたいです。