平成３０年度第５２回未来教室

キャリア教育の大切さ

４年担任　山内淑江

〇本校４年生では、２月１６日（土）、ＫＣＪ ＧＲＯＵＰ株式会社（キッザニア）から大久保　将先生に講師に来ていただき、未来教室の授業を実施しました。キッザニアからということで、クラスの大半の子供たちが「行ったことある！」「私、これ体験したよ。」とわいわいつぶやき、とても意欲を持って参加することができました。
〇大久保先生は、ご自身の経験と合わせながら、キッザニアのこと、仕事のこと、職種のことなど、分かりやすく説明してくださいました。今は２８０００種類もある職業も、AIの進化により１４０００種類にも減るかもしれないことを話されながら「君たちのやりたい仕事はまだ残ってるかな？」と問いかけられたとき、ちょっととまどうような子供たちの表情がとても印象に残っています。人しかできない仕事、人だからこそできる仕事もあるとは思いながら、まさに今の子供たちが仕事につくころには、今とはちがう環境が待っていることでしょう。そんな未来を担う彼らこそ、早期にこのようなキャリア教育を受け、自分自身について考えていくことがとても大切だと感じます。
〇また、レンガで大聖堂をつくる職人たちの話を紹介され、働く人の心についても子供たちにクイズとロールプレイング形式で考えさせる場面がありました。やらされているだけなのか、義務でやっているのか、社会に貢献しているのか、子供たちなりにどのタイプの職人さんが幸せなのかを考え、思い思いに感じとっていました。
〇学習後、スライドに残った大久保先生のメッセージ「なんとかなる」「あきらめない」を見ながら感想を書く子供たちを見て、未来にひろがる子供たちの素晴らしい未来を願わずにいられませんでした。
〇お忙しい中、私共に貴重な時間を与えてくださり、本当に有難うございました。