日  時 2018年2月15日(木)13:40~14:25
学  校  名 杉並区立杉並第四小学校
実施学年 6年生 2クラス(37名)合同
課 程 等 総合的な学習の時間
授業内容 キャリア教育「ぼくの夢 わたしの夢」
協力企業 東日本旅客鉄道株式会社
 経営企画部 環境経営推進室 渡辺大輔様、鈴木聡美様

   

「ぼくの夢 わたしの夢」(ヤマト運輸による授業)

6年担任 藤永順子 逸見淳一

 今回は、ヤマト運輸株式会社の入澤様、田部様、岩崎様をお迎えして、お話をしていただきました。まずは、ヤマト運輸の会社概要を説明していただきました。SD(セールスドライバー)さんが6万人いることや、1日に取り扱う荷物の数が400万個ととても多かったこと、配達用のトラックには様々な種類があること、またそのトラックがタクシーの数よりも多いこと、そして海外にも事業を展開していることなど、たくさんの知らなかったことを知ることができました。
また、今回は、荷物が届くまでに、様々な工夫があり、そこには多くの人々が関わっていることに初めて気付いた児童も多くいました。我々のもとに荷物がしっかりと届くのは普通のことではなく、たくさんの努力のもと成り立っていることを教えていただきました。
さらには、地球温暖化にも気を配り、車ではなく、自転車やリヤカーを使い、環境問題にも取り組んでいることや、安全が第一であるということ、そのための社員教育を行っているということも児童にとっては驚きだったようです。
その後、ヤマトの社員の方自身が子供の頃なりたかったもの、そして「やりがい」についても語ってくださいました。最後にはドライバーの方の実体験に基づいた、お客様とのやり取りを教えていただきました。これらのお話から、次に荷物が届いたときに、もっと感謝して受け取りたいという声が多数出てきました。
また、子どもたちの感想に、「どんな仕事にも表(見えやすい)部分と裏(見えにくい)部分があることに気付くことができました。」という一文がありました。おそらく、今回話してくださった内容が、今までのキャリア教育で学んだこととつながったのだと思います。
小学校を卒業し、新しい世界へと旅立つ6年生にとって非常によい学びの機会をいただいたことに心から感謝します。
ヤマト運輸のみなさま、おやじ日本のみなさま、ありがとうございました。