日  時 平成29年7月8日(土) 9:45~10:35
学  校  名 目黒区立大鳥中学校
実施学年 1年生 4クラス(120名)
課 程 等 総合的な学習の時間
授業内容 キャリア教育
協力企業 株式会社ゼンショーホールディングス
人事部 人財開発課   塚原康介様、辻田功暉様、鈴木裕美様

   

「進路を考える日」講演会

進路指導主任 舘野 久美子

 先日の「進路を考える日」講演会におきましては、ご多用中のところ本校一学年生徒のためにご講演くださいまして、まことにありがとうございました。

様々なことを生徒に問いかけ、コミュニケーションを取りながらお話を進めていただき、生徒一人ひとりが自分自身で考えながらお話を伺うことができました。また、実際に社会人になられたばかりの社員の方が、英語で生き生きとご自身の体験や考え、今後の目標等を話してくださるのを伺い、生徒自身も、現在自分の学んでいることが将来の選択肢を広げることにつながると実感できたようです。

ご講演を通し、生徒、教員ともに多くのことを学ぶことができました。「偏見を持たず人や物事をいろいろな角度で見ることにより、新たな発見をすることができる」「目指すものを実現するためには、人と言葉でコミュニケーションを取り、人間関係を築いていくことが大切」「無駄な仕事など一つもなく、それぞれが自分の仕事を頑張っているからこの世界は成り立っている。大切なことは、やりがいが持てる仕事かどうか。」といった、職業や進路選択に限らず、広く今後の生き方や考え方につながるようなお話を伺うことができました。「一杯の牛丼が出来上がるまでに、どれほど多くの人が関わり、それぞれの仕事をしているか」自身で考え実感した生徒たちは、今後の生活の中で働くことの尊さ、大切さと人々への感謝を折に触れ思い出すことでしょう。

興味深い貴重なお話を本当にありがとうございました。

 

《生徒の感想文から》(抜粋)

○お話しを聞いて心に残ったことは、飢餓に苦しむ人たちのことです。私たちは、いつも困ることもなく、逆に意味のないことで困っています。なので、それを無くしたいと思いました。このことを教えていただきありがとうございました。

○私は講演の最後に言っていた「自分にとってやりがいのある仕事につく」ということがとても心に残りました。私はまだ大人になったらこの仕事につきたい、この会社に入りたいというものはありません。ですが、やってみたい、これなら楽しくできそうだ、そう思うことはよくあります。これから先、迷うことも多いと思いますが、自分がやりがいを感じることのできる仕事についてがんばろうと思いました。

○この授業で、働くはどのようなことなのかを考えさせられました。また、偏見を持たず、色々な角度から物を見たり、物をつくるために様々な人が関わっていることを知ることができました。このような教えを将来に活かしていきたいと思います。

○貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。お話の中に何度も英語が入っていて、国際社会を生きていくうえで英語がとても重要なんだと実感しました。

○私は今回の授業で学んだことがあります。それは、自分には絶対何かの才能があるから、その才能を生かして、やりがいのある仕事につくということです。私は、これからも、このことを忘れずに過ごしていきたいです。

○私は、いろいろ夢が変わったりして、決まった夢はまだありません。しかし、今回の講演を聞いて、自分にあった、自分にしかできないやりがいのある仕事につきたいと思いました。この時間は、私の将来のためにとても役立ちました。ありがとうございました。

○私は今日、話を聞いて、人のためにできる仕事や人のことを考えながらする仕事はすごいと思いました。私たちが安全に安心して食べることができたり暮らせているのは、いろんな人がいて、どうやったら安全に安心できるかなと、私たちのこと考えながら仕事をしているからこそだと思いました。人のために自分の力をだせるのは楽しいことだと思います。貴重なお話しありがとうございました。

○今回は「働く」について教えていただいてありがとうございました。私も「やりがいが無くては意味がない」に似た言葉を自分の大切な言葉にしています。私の実体験からも、やりがいが必要だと考えています。話を聞いて、「やりがい」についても、もう一度深く考えることができました。