日  時  平成28年9月17日(土)11:45~12:35
学  校  名 目黒区立東山中学校
実施学年 2年生4クラス(137名)、3年生5クラス(165名)クラス単位で実施
課 程 等 総合的な学習の時間
授業内容 キャリア教育「生き方教室」
協力企業 2年生
株式会社 ゼンショーホールディングス
 人事部 人財開発課 塚原康介様、阪田啓太様
パナソニック株式会社
  CSR・社会文化部 磯田利昭様
EY税理士法人
 国際税務部 崔 虹様、移転価格部 山本新吾様
 株式会社 三井住友銀行
 渋谷駅前支店 河田厚志様、渋谷エリア 道山正彰様
3年生
ヤマト運輸株式会社
 南東京主管支店 人材育成課 福井健一様、保坂 菫様
三井住友カード株式会社
   東京お客様相談室 松村秀明様
株式会社 エフエム東京
   編成制作局 報道・情報センター 鈴木晶久様
株式会社竹中土木
   技術・生産本部 技術部 今井政之様、 同技術開発部 東中邦夫様、
シュレスタ ジャスティン様
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
   広報部 CSR推進室 米村直子様、
あいおいニッセイ同和損害調査株式会社 石橋昌祐様

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「生き方教室」の感想

2年A組担任 鳥居幸恵

ゼンショーホールディングスは、子供たちにとって身近な業界ではありますが、若く働き盛りの方々に「仕事って楽しいよ」と伝えていただくと、子どもたちの将来の希望が見えてきます。また、「世界から貧困と飢餓をなくす」という企業努力には子どもたちの社会への関心を抱かせたようです。2Aはノリのよいクラスなので、クイズ形式で盛り上がっていましたが、しっかりと創造の重要性について学んだようです。
機会がありましたら、また、是非、授業をしてくださると嬉しいです。

2年B組担任 攝待尚子

 本日はご多忙の中、生徒たちに、将来のことを考えるきっかけになるお話をいただき、ありがとうございました。私自身も、この仕事が好きで得意だからがんばれているのだと実感しました。第2の人生にはこの3つを兼ね備えているものが見つかるだろうかとも感じました。生徒たちの質問がとても多く、これは以外でした。海外に興味を持っている生徒も多いと思うので、とても充実した時間になったと思います。

2年C組担任 中村 清

二人の先生にお話をいただきました。山本先生は、中学生から将来に向けて、その度、どう考えてきたかをわかりやすく話していただきました。いま何も考えていない生徒には共感するところが多かったと思います。そして、自分が軸として持っているものが必要であるということも伝わったと思います。崔先生は、自分の体験から「選択」と「努力」について、選択において主人公になること、自分の選択が間違っていないことを証明するために努力すること、人にはないものを身につけることが強みであることを話していただきました。後悔しないため、日々の努力が大切だということは、生徒に伝わったと思います。
お二人とも最後の質問までつきあっていただきまして、ありがとうございました。

2年D組担任 奥村健之

三井住友銀行のお二人は、テンポよく授業を進めてくださいました。内容もいろいろ織り交ぜて、生徒たちはあきずに聞くことができました。子どもたちにはイメージのつかみにくい銀行ですが、話を聞いて身近に感じることができたのではないかと思います。

3年A組担任 酒匂啓子

 先日は大変お忙しい中、生徒達の為に貴重なお話をありがとうございました。予てより大変なお仕事とは考えていましたが、ただ単に荷物をとどなくけるのでは、そこにこめられた思いや、愛情そして真心を届けていらっしゃるのだということを生徒ともども痛感いたしました。特に、最後に見せていただいたメッセージビデオでは、荷物を依頼した方々と真心をこめてそれを届けていらっしゃる貴社の社員の方々との心の交流に心洗われる思いがいたしました。生徒にとりましても、これから社会人となり社会でどのように生きていくのかのよい参考になりました。本当にありがとうございました。

3年B組担任 中田 新

中学生には難しいと思われるクレジットカードの仕組みをとても分かりやすく説明していただきました。また、所々でグループワークを組み入れるなど、生徒の学習意欲が湧くよう工夫された講義でした。最後の質疑応答では、「ブラックカードはどうしたらもてるのか」や「日本のカードを外国で使ったらどうなるのか」など、生徒の豊かな好奇心がうかがえる質問がでて、時間が足りないほどでした。今回の生き方教室を通し、生徒は社会における「信用」の大切さを学ぶことができました。それだけでなく、普段あまり触れることのない社会の仕組みと、そこで働く方々のお話を聞くことができ、今後、生徒が進路について考えるに当たって、貴重な体験になったと思います。

3年C組担任 角田麻衣子

「さすがはプロ!」と思わせるような、とても楽しい50分間でした。リオオリンピックでの選手へのインタビューの裏話やラジオの面白さ、そして進路選択の話と、どのお話も生徒にとって興味深いものばかりでした。最後の質疑応答では、生徒が恥ずかしがって、特定の子からしか質問が出ませんでしたが、授業後に何人か質問に行く生徒がいたり、給食の時間に話題にしている生徒もしました。今日のお話を聞いて、ラジオの魅力だけでなく、自分の進路に結び付けて考えている生徒も多くいたようです。貴重なお話、本当に、ありがとうございました。

3年D組担任 松下佳基

「土木は空気みたいなもの、意識していないが欠かせないもの!」この話がとても印象的で、子供たちによく伝わったと思います。前半の講義形式は、子供たちが黙って聞いているのは大変なので、投げかけや問いかけのようなものが入るとよいと思いました。
アーチ橋の体験は子供たちはのり良く参加できてよかったと思います。
「中学生に伝えたいこと」がテーマにあると嬉しいです。
本日はお忙しい中、道具の準備を含め、ご講話いただきありがとうございました。

3年E組担任 菊池康一

先日は3年E組の生徒のために貴重なお時間、ありがとうございました。保険という大人でも詳しくわからない題材を生徒たちにわかりやすく説明してくださり、お帰りになった後の学級の話題は「私の自転車事故」についてでした。中学生が授業の後、内容について興味をもつということは、我々が授業をしても難しく、そういった意味ではとてもよい授業だったのでは、と強く感じております。
また来年も本校生徒のために、そのようなお話をよろしくお願いいたします。

生徒の感想文から(抜粋)

第2学年

《講師 株式会社ゼンショーホールディングス 塚原康介様 阪田啓太様》

○今回の講話を聞いて、相手の立場になって考えることが大切だと改めて感じました。僕は去年ぐらいからそのことを考えるようにしていましたが、今回、相手の立場で考えることのよいところ、あまり良くないところなどが分かったので、しっかり使い分けて日々の生活をより良くしていけるように考えて行動しようと思いました。また、飢餓や貧困に困っている人が多いこと、僕たちが当たり前のように食べている食事を食べられない人がいること、僕が見ている世界は狭いこと、そして今、どれほど幸福で恵まれているかを知り、もっと世界に目を向けることが大切だと思いました。

○今回、「視点を変えると物事は違って見える」、このことを絵文字などで実体験として教えていただきました。これは、世界から見た日本だけではなく、人と人とのコミュニケーションにも使えると思います。自分から見た周りだけはなく周りから見た自分。自分がどういう気持ちかだけではなく、相手の気持ちも考えること。色々なところで人と人との関係において一番大切なことと言っても過言ではありません。だから、これからは、1つの視点で考えて満足せずに、色々な視点で見ることを意識して、人と接して行こうと思います。

○今回の生き方教室での話はとてもよい経験になりました。クイズなどもあって、楽しみながら学ばせてもらいました。働くことの大切さを改めて真剣に教えてもらって、今の自分のためになったし、今後の活動にも役立てたいと思いました。また、世界の中で食べ物を食べられない人たちがいるということを聞いて、今私たちが食べられていることは幸せなのだということが分かりました。私も、今回の講話にあった働くことの大切さを思いながら今後の進路を考えて行きたいと思います。

《講師 パナソニック株式会社 磯田利昭様》

○僕たちは今、将来の進路について色々勉強しています。高校を訪問して高校について詳しく調べたり、自分で職場体験を選んで実際に職場体験をさせていただいたりと、色んな体験をしています。先日の「生き方教室」もその一つです。磯田さんが「自分の好きなことをするといいよ」とおっしゃってくださったことで、将来について深く考えることができました。苦労しても努力することの大切さなど、磯田さんの生き方教室は僕が将来についてしっかり考えるキッカケになりました。今回学んだことは将来を考えるに当たり活用していきたいと思います。

○今回の「生き方教室」はとてもためになるお話が多くて感謝しています。私には今、いくつかの夢があります。その夢を叶えるためには、たくさん勉強して高校、大学へと進まなければいけません。勉強していると、何のためにやっているのだろうと不安になることがあります。しかし、いつかはこの努力が報われるということを信じて日々取り組んでいます。将来は「お客さんに笑顔になってもらえるような達成感のある仕事に就きたい」と思っていますが、磯田さんから学んだ「好きなことに熱中する」ということも大切にしたいと思います。今のところあまリ好きなことがないので、これから見つけられるようにしたいです。

○大切なお話、ありがとうございました。私は、磯田さんの話を聞いて、人の意見を聞く大切さを学ぶことができました。磯田さんが体験してきた話を聞いて、人の意見には自分で思っていなかった考えがあって違う発見ができることが分かったので、これからは人の意見をちゃんと聞き、取り入れることをしていきたいと思います。磯田さんの話にあった「やりたい事はやってみる。」の言葉がとても心に響きました。やってみないと結果は分かりません。お話を聞いて、私もやりたい事は最後まで全力でやりたいと思いました。

《講師 EY税理士法人 崔 虹様 山本新吾様》

○今回の講話で一番印象深かったのは、「選択」と「努力」についてです。自分の人生を歩けるのは自分だけなので、他人に道を示されたとしても、その道を歩くかどうかを選択するのは自分です。結果が悪い方で終わってしまったとしても、誰かのせいにしてはいけません。人のせいにしてしまうような人はどの道を歩いたとしてもよい方向には辿り着けないと思います。人のせいにしないため、また自分の選択は間違っていないのだと証明するために努力をするのです。私のように将来の夢が明確でない人の場合でも、小さな目標の一つ一つに向かって努力することはできます。このようなことを学ぶことができた、貴重な体験でした。

○今回のお話を聞いて一番心に残ったことは、自分が決めたことに責任を持つこと、努力をし続けること、ということです。私たちは、生きていく中で悩んで悩んで選択をしなくてはなりません。私も今まで、辛い選択を何度もしてきました。自分では、どちらを選んだら正解なのかが分からなくなり、考えることが嫌になっていました。今回のお話を聞いて、自分が決めた選択には間違いはなく、その後に自分がどれだけ努力するかにかかっているのだと分かりました。なので、努力をし続けられるような人になりたいと思います。

○私は今回の講演を聞いて、何もやることがなくても、やることが見つけられるまで前へ進むということを学びました。また、コミュニケーションも大事だという話を聞いたので、これから、授業のときに発言をしたり、身近にできるあいさつから、コミュニケーション能力を高めていきたいと思います。これをふまえて、私は、道をふみはずさないように、慎重に、人生を歩んでいきたいと思いました。

《講師 株式会社三井住友銀行 河田厚志様 道山正彰様》

○ニュースなどで聞いていた為替や円高、円安などの意味を改めて学んで、実生活でも活かせると思った。銀行は意外と身近にあって、僕が使うことになる日はそう遠くないと思う。通帳を作ったり、お金を借りることがあるかもしれない。そのときに今回教えてもらったことを活かせればと思う。お二人が最後に言っていた「失敗したことのない人はやとわない。それは挑戦していないからだ。」という言葉が胸にささった。これからたくさん挑戦して失敗して、その経験をいかして段々と自分を伸ばしていきたい。「失敗は成功のもと」だから。

○「生き方教室」で、銀行の状況によって日本の経済が安定しているか安定していないかが分かりました。そのなかでも僕が「そうなんだ」と思った所は、金利が昔は100万円あたり7万円あったのに今は100円に下がっていて、今の日本経済が大変になっているということです。今回の講話を通して、もっと日本の経済について知りたい、知ろうと思うようになりました。

○銀行は、行ったりCMで見たりして、何となく知っていましたが、金利や為替の話は詳しく知らなかったので、とても貴重な勉強ができました。銀行は私たちのくらしを支えてくれている、銀行員は私たちにとってなくてはならない存在だということが分かり、とても感謝したい気持ちになりました。将来のことを少しずつ考え始めているところですが、どんな仕事を選んでも、それは社会のためにつながっていると知ったので、大人になった時、今日のことを思い出したいと思います。

第3学年

《講師 ヤマト運輸株式会社 福井健一様 保坂 菫様》

○今回の講話を通して感じたことが3つあります。1つ目は、預かった荷物を場所と時間を守って届ける正確性です。2つ目は、車を止める時にハンドルを切って前輪を曲げておく安全への心がけです。3つ目は、信頼についてです。話を聞いて、近くの子供達や母親たちに言葉をかけてもらえるのは信頼があるからためだと思ったからです。この3つは、働くためにはとても大切なことだと思いますが、特に、信頼性はとても大切で、信頼関係がないとお客様が宅急便を頼らなくなってしまうと思いました。

○今回の講話を通して、「相手のことを思いながら働くことが一番充実した働き方だ」と感じた。それは、仕事のやりがいの話で「お客様からの言葉で・・・」など、お客様視点の言葉が多かったからだ。1回しか会わなくても、とても短い時間しか会わなくても、それぞれのお客様を大切にしているのだと思った。「相手のことを思う」というのは、働く人だけでなく、今の私たちにとっても大切なことだと思う。相手を待たせないようにと、少し早く集合場所に行く。そのようなことも相手を思っての行動だ。私たちの日々の行動で守らなければならないことは仕事でも同じだと思う。社会人になって急に相手を思う心に変わることはないと思うので、今の普段の生活を大切に過ごしていこうと感じた。

○私は今回の話を聞き、ビデオを見て、仕事の大変さ、そして仕事のやりがい、楽しさということがよく分かった気がします。特に印象に残ったのは、ヤマト運輸で働いている人たちのやりがいをのせたビデオです。震災のとき、大雨のとき、頼まれた荷物を届けるのはとても大変だと思います。感謝の言葉、笑顔そして応援の言葉があるからこそ、届けるやりがいを感じ、一生懸命に働くことができるのだと思いました。どんな仕事にしても、どんなことをするにしても、辛いこと、苦しいこと、大変なことが必ずあると思います。けれど、それを乗り越えたときの充実感、喜びはどれほど大きいものでしょうか。今回の講話を聞いて、人に笑顔を届け、感動させることのできる人になりたいと強く思いました。

《講師 三井住友カード株式会社 松村秀明様》

○今の私たちの年齢ではクレジットカードを持つことができないので、クレジットカードについて考えたことがなく、親が使っているのを見たことがあるという程度だった。だが、これを機に、もう少し知りたいという気持ちが出てきた。そして、今回の「生き方教室」でなによりだったのは、約束を破らないことの大切さを改めて考えさせられ、学ぶことができたことだ。カードの使い方で、相手との約束を破ると「信用」を失ってしまうが、これはカードだけでなく、友人、家族などでも同じだろう。今回学んだことは、これからの自分に必要なことが多くあった。この話を忘れずにして行こうと思う。

○クレジットカードがどのようなものかにつてのお話を聞いて、クレジットカードをもつことのメリット・デメリットがとてもよく理解でいました。例えば、現金を持ち歩かなくても買い物ができ、海外でも使える点、また、デメリットとして自分が返済できる範囲内で買い物しなければならない、お金の減り方が実感しにくい等です。これを知って僕は、クレジットカードは買い物の手間を減らしてくれるが、その分お金を使いやすくもするので、使用するときはしっかりした自己管理をしなければならなくなること、自制心がない人が使うには適さないと思いました。

○今回話を聞いて、「信用」の大切さを知ることができた。クレジットカードは信用がないと作ることができないし、また、信用できない人にカードを持たせたり使わせたりしたくないが、この「信用」は、普段の生活でも大切なことだと思う。友達との約束を破ったり、任された仕事をやらなかったりすると、信用は下がる。下げるのは簡単だが、信用されるようになるまでにはとても時間がかかる。これからはこのことを念頭に置いて行動しようと思う。これから、勉強や学校行事で忙しい毎日になるだろうが、提出物を忘れない、頼まれたことはしっかりやるなど、みんなから信用される人になれるよう日々努力していきたい。

《講師 株式会社エフエム東京 鈴木晶久様》

○私は高校、大学に進学しようと考えていますが、その後、どのような職業に就くか全く考えていません。しかし、今回の講話をお聞きして、今からどんな職に就くか決まっていなくても、高校、大学でそれを見つけていけばよいということが分かりました。そのために、お話いただいたように、何度失敗しても絶対に諦めずに、これからの中学、高校、大学で勉学に励んでいきたいと思います。今回の講話は、僕に進路、更には生き方を考えさせてくれるよい時間になりました。ありがとうございました。

○私はまだやりたいことが明確には見つかっていません。今まさに、様々なことを経験している真っ最中で、今回の講話を聞いて、気が楽になった感じがしました。これまで、経験を積むことを重くとらえて、大きなことばかりやろうとしていました。お話にあったような「もっと違うことをしてみる」と考えたことがありませんでした。早速、帰り道、いつもと少し違う遠回り道で帰ってみました。よく知らなかった地域の雰囲気や見なれない住宅に囲まれて、とても小さなことではありますが、自分の世界が少しだけ広がったような気がしました。これからもこの感覚を忘れないで、色々なことをやり、経験をつんでいきます。貴重なお話、ありがとうございました。

○私はラジオいついて全く知りませんでした。しかし、今回の講話で話を聞いて、ラジオはいろんなことに役立っており、とても面白いものだと思いました。例えば、ラジオはテレビでは知ることのできない情報を流し、カメラでは追えない、細かな情報を知ることができるということが分かりました。また、ラジオのアナウンサーの仕事についても詳しく知ることができました。自分でアポをとり、自分でインタビューするなど、様々な仕事を一人でこなしていることが分かって、ラジオにアナウンサーの仕事はとても大変だと思いましたが、それ以上にやりがいを感じられる仕事なのだと思いました。私は将来やりたい仕を事はまだ決まっていませんが、今回の講話で、やりがいを感じられ、人の役に立てるような仕事をしたいと思いました。

《講師 株式会社竹中土木 今井政之様 東中邦夫様 シュレスタ・ジャスティン様》

○今回、初めて土木の話を聞いて、それまで考えたこともなかった土木について知ることができました。道路や橋、上下水道など、普段に私たちが使っているのに、どのようにして作られているかなど考えもしませんでしたが、私の見えないところで努力して豊かで安全な町をつくっていることを知り、当たり前に使ってはいけないと思いました。「きつい」「きたない」「きけん」の3Kと呼ばれる仕事も、一生懸命働いて、利用者に喜ばれると達成感を感じるのはすばらしいことだと思うし、私もそんな風に思える人になりたいと思いました。進路を考えている中で、今回の話はとてもためになったし、私の知らないどの仕事にも意味があることを改めて感じることができました。

○今回の講話で土木という仕事の話を聞いて、土木の仕事を理解するとともに、どのように役立っているのかも分かった。例えば、私が普段当たり前のように歩いている道路や、気にもしないで飲んでいる水道水のおおもとのダム建設。それを聞いて、「土木は空気」という表現は的を射ていると思った。また、日本だけでなくインドネシアなどの海外にも進出していることに驚いた。今回の「生き方教室」を通して、私たちが気にせずに利用していることにも計算された工夫があることに気づいた。

○土木について何となくしか知らなかった私は、今回のお話の中で「土木は空気」という言葉がすごく心に残った。普段私たちが気づかないところで生活を支えているということで土木に似た仕事はたくさんあると思うが、そういう仕事をしている人たちは、直接お礼を言われなくても自分の仕事を精一杯果たしていてすごいと改めて思った。教室の中に組み立てられたアーチ橋に乗るという体験があったが、とても面白かった。アーチ橋の丈夫さはすごくて、男子たちが橋の上であばれても少し崩れるだけだったことに感動した。これから私たちは自分たちの進路の選択のために大切な時期を過ごしていくが、その中で今回の貴重なお話を生かしたい。自分の仕事が世の中の役に立つ、立派な大人になりたい。

《講師 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 米村直子様 あいおいニッセイ同和損害調査株式会社 石橋昌祐様》

○私は保険の話には全然興味がありませんでしたが、聞いているうちにいつの間にか話に聞き入ってしまいました。私には無縁だった保険でしたが、「こんな仕事もあるんだ」と思い、興味がでてきました。また、仕事のことだけではなく、保険の大切さも知ることができました。今回聞いた話を忘れずに、これからの生活に役立てていきたいと思います。

○今回の講話で、保険会社が震災の復興に関わっていることを知り、驚きました。また、新人の方もしっかり役に立つことのできる職場であることに魅力を感じました。「保険」や「職」というものに自ら関わっていくのはもう少し先ですが、この講話で少し知ることができてよかったです。私は現場力を持っていないのだと思いますが、たぶんどこの会社でも必要になると思います。だから、今、自分は何をするべきか、最善を考えて、日頃から行動しなくてはなりません。まだ子供のうちに大人の方たちから多くのことを学びたいと思います。

○今回の生き方教室を通して思ったことは、保険は僕たち中学生にはまだ難しい、ということです。話を聞いて、保険は僕たちに近いけど遠いと思いました。なぜなら、僕たちの周りはいろいろな事故が多くあって、自分が加害者になれば保険料を払わなくてはならないから近いけど、払うのは自分ではなく親だから遠いと考えるからです。しかし、今回の講話は、まだ使わない、だから今は理解できなくても、僕が大人になったら理解できなくてはいけない、将来の僕に役立つ話だと思いました。