日  時 平成27年12月22日(火)13:40~15:15
学  校  名 杉並区立杉並第四小学校
実施学年 4年生 2クラス(35名)合同で実施
課 程 等  総合的な学習の時間
授業内容 杉四カンパニー・オリジナルはし販売の事前学習
「企業で働くということについて考えよう!」
協力企業 パナソニック株式会社
 CSR・社会文化グループ 中田紗也子様

 

パナソニック中田様① パナソニック中田様② パナソニック中田様③ パナソニック中田様④ パナソニック中田様⑤

「企業で働くということについて考えよう」

杉並区立杉並第四小学校第4学年担任 瀧上侑里

   12月22日(火) 、本校では、パナソニック株式会社のご支援をいただき、4年生が「杉四カンパニー」で企画した「オリジナル箸」を販売するにあたっての事前学習を行いました。授業は、「販売の作戦」と「実際の企業活動」の2本立てで進めてくださることで、児童は自分達一人一人の販売活動をより具体的に考える機会となりました。
「販売の作戦」を考えるところでは、「お客さんに足を止めてもらうにはどのように声をかけるといいのか」、「買ってもらった後、お客さんには何と伝えるといいか」などといったことを、一人一人が考えることができました。とくに、ロールプレイをしたことで、どんな言葉遣いがいいのか、予定していたことと違う対応をしなくてはいけない場合があることに気付けたようです。
お客さん側という相手の立場を考えた対応をする必要性を実際に体験し、本番前の気持ちの準備ができました。今後の指導では、「販売はお客さんあってのもの」というキーワードを軸に、児童が主体的に活動できるようにしていきたいと思います。
「実際の企業の活動」についてのお話では、利益は商品の価値を見出している、お客さんに喜んでもらえるバロメーターであるという考えが児童の中にもイメージできたようでした。そして、利益という面だけでなく、「人々の生活を豊かにするため」という企業の理念を軸に会社の経営が行われていること、社員一人一人の気持ちが一つのものに繋がっているということを話していただき、企業の経営や役割を知ることができました。
また、具体的に冷蔵庫を生産、販売するというものづくりの流れの説明を聞くことで、自分達の活動のリアルさや責任を負う必要性が児童にも伝わればと思っています。修理などのアフターサービスも企業の責任ということ、人事や経理などたくさんの人材、チームワークで成立しているという話を聞くことで、何のために働くのかということや、感動を与えるような仕事を行うことができるのかという気持ちにつなげることができたと思います。