日  時 平成27年12月10日(木)13:30~15:20
学  校  名 目黒区立第八中学校
実施学年 2年生2クラス(76名)合同
課 程 等  総合的な学習の時間
授業内容 「マナー講習会」~職場体験の事前学習~
協力企業  リーガロイヤルホテル東京
 宿泊部 フロント課 及川忠彦様

目黒第八中学校①  目黒第八中学校②  目黒第八中学校③  目黒第八中学校④  目黒第八中学校⑤

「マナー講習会」を終えて

 第二学年担任 村松 香苗

 本校の二年生は来年一月の職場体験に臨むにあたり、リーガロイヤルホテル東京の及川様を講師にお招きして「マナー講習会」を行っていただきました。社会人として必要な言葉遣いや挨拶などの礼儀を教えていただくだけでなく、人との関わり方の基本を教わり、日常の人との関わりを見直す良い機会を与えていただきました。挨拶や言葉遣いを意識することは、相手への心遣いだと改めて気づかされました。
「普段トイレを使ったり、水道で水を飲んだりしていますが、その一つひとつにもマナーがあります。次に使う人がいい気持ちで使えるようにするのがマナーです。つい前までは気にしていませんでしたが、この講演会をきっかけに意識することができました。」講演後の生徒の感想です。他人への心遣いは、挨拶や言葉遣いなどで表す以外にも、日々の生活においても大切なことなのだとはっとさせられました。公共の場所においての行動、共用のものを使用するときの配慮など、社会で働く上だけでなく、普段私たちの身の回りに多く存在します。他の人が気持ち良く過ごせるように気を配ることこそが心遣いであり、マナーや礼儀で成り立っているのではないでしょうか。
今回の講演会を通し、相手への心遣いとは何か、その手段となる方法を学ばせていただいたように思います。講演後早速、「先言後礼」、「接遇の五原則」など、生徒が取り入れ、実践していました。その実践を継続し、自分のものとなるよう、教員が支えていけたらと思います。貴重なお話ありがとうございました。

 

生徒の感想文から(抜粋)

○マナー講習会ということで、最初は堅苦しい感じの人だと思ったのですが、おもしろい人だったので、あきずに聞くことができました。「接遇の五原則」という話がありましたが、僕が何気なくやっていたあいさつやおじぎにこんなルールがあると聞いてびっくりしました。僕は礼儀がなっていないと言われることがありますが、それは意識することで変えられることが分かってよかったです。この教室で学んだことを生かしていこうと思います。

○今日の話はとてもためになりました。その中でも僕が一番心に残ったのは挨拶です。特に先言後礼です。僕はいつも礼をしながら挨拶していたのですが、先言後礼をして失礼な態度をとらないようにしたいです。次に、先に挨拶をするということです。僕はいつも先にしようと思っているのですが、もし相手に聞こえなかったらどうしようと考えてしまって、挨拶をされてから返す方ですが、これからは大きな声で挨拶するように心がけたいと思います。

○「先言後礼」や「挨拶、表情、身だしなみで人の第一印象は決まる」など、知らないことばかりでしたが、1月の職場体験では、今回の講習会で学んだことを実践していきたいと思います。また、言葉遣いにも気を付け、おかしな敬語にならないよう、注意したいです。礼儀やマナーを理解するよい機会だったと思います。将来は礼儀、マナー守れる素敵な大人になりたいです。

○今回のマナー講習会の話は僕たちにとても重要な話でした。僕たちは中学生なのでまだまだ社会の常識を知りません。しかしあと2年で社会に出る人もいます。そして、僕たちは来月に職場体験が控えています。社会にかかわる第一歩です。そんななか、今回の話はとても勉強になりました。一番印象に残ったのは挨拶です。相手に先に言われたら負けという言葉が心に残っています。これからは僕も、学校や外で知っている人に会ったら、「先言後礼」を意識して挨拶したいと思います。今回の話を忘れず、将来に生かしていきます。

○色々なお話を聞いた中で一番強く覚えているのは表情についてです。私は目つきがあまり良くないので、よく恐いと言われてしまいます。特に直そうとも思わなかったのですが、表情のお話を聞いたとき、表情でどれだけ相手の印象が変わるのかを知りました。これからは受験などで初めて顔を合わす人がたくさんいると思います。そんな時、教えていただいたことを常に意識していきたいと思います。今回のマナー講習会は、普段の行動のひとつひとつを見直し、マナーや礼儀を知った大人になるとてもよい機会になったと思います。