日  時 平成27年7月11日(土)9:40~11:30
学  校  名 杉並区立井荻小学校
課程等 土曜授業(学校行事)
実施学年 5年生 2クラス(48名)合同、6年生 2クラス(58名)合同   学年ごとに実施
授業内容 「ケータイ・インターネット安心安全教室」
協力団体  認定特定非営利活動法人おやじ日本  iS(インターネットセーフティ)運動担当理事 森田孝明

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「ケータイ・インターネット安心安全教室」を終えて

杉並区立井荻小学校 校長 梅津典子

7月11日(土)に、「おやじ日本」理事の森田孝明様を講師に迎え、「安心・安全なまちづくり」のために、インターネットセーフティ教室を実施しました。
調査では、具体的な問題は上がっては来ませんでしたが、学校が把握している以上に携帯を持っている児童が多く、子ども同士のメールのやりとりも日常化していることに驚きました。当日は、講師の話や事例から、以下の3つの課題について具体的に「自分ならどうするか」を考え、グループで話し合いました。
課題①あなたは受信したメールがチェーンメールだということを、どうやって見分けますか。                       課題②インターネット掲示板に書いて良いもの悪いものとその理由。
課題③「かわいくない」との書き込みに、何故、怒ったのでしょうか。
課題が身近で分かりやすかったため、グループでの話し合いではたくさんの意見が出されましたが、講師の先生から「正解を求めているのではない。これくらいはいいのではないかと思われることでも、一度ネットの世界に流れてしまえば大変なことになるということを、みんなで話し合って主体的に問題の解決を見つけてほしい。」と教えていただきました。掲示板」に書いてはいけないことについて、氏名や電話、住所はすぐに分かったようでしたが、写真については、軽い気持ちでのせてしまい、本人が知らないうちに不特定多数に流れてしまうということを知り、インターネットの怖さを感じていました。話を聞くだけでなく、3~4人という少人数で話し合えたので、問題に自分から関わることができ、より理解を深められたと思います。
最後に、授業のまとめとして、インターネットを適切に使うには、「判断力」「自制力」「責任力」の3つの力が必要だということを教えていただきました。今、大人が知っているよりも、速いスピードで、子どもたちの間ではネットの世界が進んでいます。子どもだけでなく大人も学び、携帯・インターネットを安全に使いこなしていきたいと思いました。