日時 平成26年4月26日(土) 8:30~9:15
場所 杉並区立大宮小学校
実施学年 5年生・6年生 各2クラス合同 (93名)
課程等 土曜授業(学校行事)「セーフティ教室」
授業内容 「ケータイ・インターネット安全安心教室」ネット利用 (おとなになるため)に必要な3つの力
協力企業 認定特定非営利活動法人おやじ日本 インターネット安全運動(iS運動)担当理事 森田孝明

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「ケータイ・インターネット安心安全教室」を終えて

杉並区立大宮小学校副校長 藤本直子

本校では、今年度から始まった「土曜授業」で、4月26日(土)にセーフティ教室に取り組みました。年度初めにセーフティ教室を実施することによって、児童及び学校公開に来校した保護者の関心を喚起し、今後の生活に活かしてもらうためです。高学年では情報の学習に取り組むこととし、NPO法人おやじ日本のご協力で、同法人理事でNTTデータソフィア株式会社の森田孝明様に講師にお願いしました。

事前の打合せで、学習の進行について、講師が提示する3つの課題を子どもたちに話し合わせることを確認し、5・6年生をグループに分けて学習に臨みました。森田様の授業は中学校が多いとのことでしたので、小学生には難しいのではないかと心配しましたが、私の危惧はすぐに霧散することとなりました。児童は真剣なまなざしで豊富なデータを視聴していましたし、課題の話合いでは、どのグループでも、学年を越えて活発な意見が飛び交っていました。そして、話合いで出た意見は6年生がきちんとまとめ、発表しました。

幸い、本校では、携帯電話やスマホによる大きなトラブルは起きていません。しかし、子どもたちと社会との関わりが広がっていくにつれて、子どもたちがこの問題に直面することは大いに考えられます。授業の最後に「ネット利用には判断力・自制力・責任力が必要です。この力がない人はネットを使ってはいけません。」というメッセージがありましたが、今回の授業を機に、ネット利用のあり方をしっかり考える指導に努めたいと思います。