日時 平成26年6月30日(月)13:30~15:20
場所 杉並区立泉南中学校
実施学年 2年生 3クラス合同 (87名)
課程等 総合的な学習の時間
授業内容 「マナー研修」~職場体験実習の事前学習~
協力企業 リーガロイヤルホテル東京 宿泊部フロント課 及川忠彦様

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マナー教室を受講して

主任教諭(第二学年担当) 中村保雄

先日はご多用の中、ご来校いただきありがとうございました。このマナー教室は二年生の職場体験を踏まえ、企画いたしました。生徒たちの感想文にも書かれていますが、多くの気づきがあり、また、身につけたことを実際に活用していきたいという決意と意欲に溢れたものが多くありました。不安を抱えながら職場体験に向かう生徒にとって、大きな武器をいただけたことを心より感謝申し上げます。

職場体験先では生徒のマナーや態度について褒められることも多く、私たち教員にとっても嬉しいやら、ほっとした気分にもさせられました。

先日TVで地方病院の改革という番組を観ました。病院を居心地の良いものにするために、すべてのスタッフ(医師も含む)が一流ホテルに研修に行くというものでした。今後病院や官庁、学校もその流れで変わっていくのでしょうか。

私事ではありますが、私も商家の息子として生まれ、多少の接客はしてきたつもりですが、教員としては、このようなマナーを学ぶ機会も少なく、改めて目を開かされた思いでいっぱいです。講習を聞き、若い頃マナーについて考えたこの初心を思い出させてくれたことを感謝すると共に、今後の生活に活かし、生徒たちにも伝えていくようにしたいと思います。改めて深く感謝申し上げます。

生徒の感想文から(抜粋)

○マナー教室を受けて、おじぎの角度によって意味が違うことを初めて知りました。いつも首からまげていたのでこれからはこしからまげておじぎをします。正しい姿勢は一分でも大変でしたが、この姿勢で一日仕事するのはとても大変だしすごいことだと思います。

○マナー教室の次の日からあいさつ月間が始まりました。そこで、ぼくは、教えてもらった挨拶をしてみたところ、相手がニコッと笑いました。その時、ぼくは、こんなに意味があったんだなと思いました。

○マナー教室で学んだことは、「大人になったら、しっかり挨拶できないといけない」ということです。いつでもどこでも誰にでも、しっかり挨拶ができ、自然と「ありがとうございます」や「ありがとうございました」などの言葉が出てくるような人になりたいと思いました。

○来週から職場体験が始まるので、マナー教室でやった事を実践してみたいと思います。そして、小さい子にもマナーがきちんとなっていれば気持ちよく生活できるという事を行動で伝えたいと思います。

○生徒会で、江戸しぐさをもとにした泉南しぐさを活発にさせるために様々な活動を行っています。及川さんのお話で、マナーの大切さや他の人を不快にさせないことはもちろん、気持ち良いと感じてもらえることの大変さも学ぶことができました。日ごろからマナーのある生活を心がけていきたいです。