日時 平成26年9月6日(土)11:45~12:35
場所 目黒区立東山中学校
実施学年 2年生~3年生 各5クラス(340名)クラス毎に実施
課程等 総合的な学習の時間
授業内容 生き方教室
協力企業 2年生 株式会社ゼンショーホールディングス
グループ人事本部 人事部 木村和彦様、阪田啓太様
パナソニック株式会社
CSR・社会文化グループ 山口大輔様
有限会社ワタミファーム
白浜農場 西岡亨祐様
株式会社JTBコーポレートセールス
教育第二事業部 営業第二課 柴田 洋様
株式会社三井住友銀行
渋谷駅前支店 片岡武彦様、
渋谷エリア支店 河村 卓様
3年生 株式会社エフエム東京
報道・情報センター 古賀涼子様
株式会社幻冬舎
編集・出版本部 石原正康様
株式会社竹中土木
技術・生産本部 技術開発部 小西一生様、
技術部 今井政之様
ヤマト運輸株式会社
南東京主管支店 教育課 福井健一様、秋山 緑様
東日本旅客鉄道株式会社
東京支社 総務部 新野様

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2年生の「生き方教室」から

目黒区立東山中学校2年E組担任 中田 新

9月6日の土曜日、目黒区立東山中学校2学年で「生き方教室」が行われ、私が担任する2年E組には、三井住友銀行より2名の方が来てくださいました。

生徒は7月に職場体験を行っており、自分の将来の職業について考え始めたところでしたので、とても良い機会となりました。

まず、三井住友銀行の紹介とともに銀行の三大業務、銀行が一人一人の生活とどのように関わっているのかをお話してくださいました。最初、生徒は、銀行は自分とあまり関係のないものと思っていたようでした。しかし、これから自分の教育に関わるお金のお話や、将来のマイホームのお話を聞くうちに、銀行が自分と密接な関係があるものと理解が深まったように思います。

次に、話はガラッと変わり、「1億円の重さは?」「1万円札にはどれだけの色が使われているか?」といったクイズを出され、さらに、お札の数え方まで教えてくださいました。これには生徒も大喜びでした。

今回、生徒にとってはなかなか想像のつきにくい「働く」ということ、また名前は知っているけど中身はよく知らない「銀行」という仕事についてお話していただきました。この時間は生徒にとって社会に目を向ける良い機会になったと同時に、自分自身の将来について深く考えることができる、とても貴重な経験となりました。

3年生の「生き方教室」から

目黒区立東山中学校第三学年担任

昨年度も幻冬舎、ヤマト運輸は来ていただきましたが、今年度新たに竹中土木、東日本旅客鉄道、エフエム東京の方をお迎えしました。

私は3年B組に来ていただいた幻冬舎の石原正康さんの話を聞きました。教室の外に「プロフェッショナル仕事の流儀」の映像が流れ、ふと見ると今日来て下さった石原さんが主人公でした。映像には「編集者は助産婦さんみたいなもの」とありました。編集者は最初の読者である。作者に読後どんな言葉を伝えるかが大切である、そのために集中して読む、良いと思ったところは全身全霊でほめる、そうすると褒められたところを更に伸ばしてくれるという言葉が印象的でした。生徒にも友達同士で良いところをほめることは大切だと訴え、生徒もこの言葉を重く受け止めているようでした。

石原さんはご自身がなぜこの仕事についたか話してくださり、必ずしも自分の目指している仕事に就けるとは限らないが(作家になれなかった)、少しでも近くにいるという幸せもあると教えてくださいました。将来を考えている3年生に、野球選手になれなくても野球に関わる仕事はいろいろあるし、今一生懸命やっていることに無駄はないと教えてくださいました。大人同士の人間関係は単なる名刺交換がほとんどですが、ご自身の経験では多くの人と仕事をすることが現在の仕事の原動力になっているとのことでした。作家との付き合いを大事にし、本を一人でも多くの方に読んでもらうためにPR活動をする、一冊の本に情熱を注ぐ編集者の仕事がよく分かりました。

ご自身の経験とわかりやすい表現で、一言一言が生徒の心にすとんと落ちるようなお話でした。終わりに生徒も素直な感想と感謝を述べていましたが、これから進路を考えていく生徒にとって大変有意義な時間を過ごさせていただき、改めて感謝申し上げます。

生徒の感想文から(抜粋)

2年A組 テーマ「誰かの何かのためになっている」

講師 株式会社 ゼンショーホールディングス 木村和彦様、阪田啓太様

○私が特に感激したのは、「飢餓と貧困をなくす」というところです。一つの目標に向かって、ゼンショーの会社員全員が働いているということは、本当にすごいことだなと思いました。「働く」ということはそういうことなんだ、と改めて実感できました。私も大人になって、協力し合える職に就きたいです。

○私は、将来なりたいものや、やりたいことが無く、考えてもいませんでした。ですが、お話を聞いて、少しは将来の事も考えてみようかなと思うようになりました。そう考えると、お話で聞いた「会社側がとりたい人になれ」という言葉は、この先、就職活動をしていく上で、すごく重要なことだと思いました。

○講話の中で、特に、「相手の思っていることを考えて行動する」というところが印象に残っています。「落ちこんでいる人にどうしてあげるのか」という問いに、私は「はげます」と答えました。でも、お話を聞いて、必ずしもはげましてもらいたいわけじゃない、一人にしてほしい人もいるんだと思いました。相手の思っていることを考えるのが大切なのだと思いました。これからの人間関係に役立てていきたいです。

○将来のことを全然考えていない自分にとって、実際に働いている人の話は大変貴重だった。自分は出来る限り高い給料がもらえる仕事に就きたいと思っている。しかしながら今回の講話を聞いた後は、楽しいことも必要なのかもしれないと思うようにもなっていた。詳しいことは大人でないとわからないと思うが、自分も少しずつ考えてみようと思う。

○お話を聞いて、会社を会社名で選ぶのではなく、中身をしっかり見てから決めることが大事だと思いました。高校選びも同じだなと思いました。世間に名が知られている有名な所でも中身をしっかり見て自分に合ったところにしないとだめだと思いました。今回お話してくれたことを自分の中に取り入れたいと思います。

 

2年B組 テーマ「私の会社と仕事のお話」

講師 パナソニック株式会社 山口大輔様

○私が一番心に残っている事は「色々なことにチャレンジをする」という話でした。山口さんが仕事で困った時どう乗り越えたかという話をしていたとき、昔(中・高生時代)のことが役に立っていたという話を聞いて、私も今、コミュニケーションを鍛えたり、世界共通語である英語を少しでも使えるようにしていきたいと思いました。

○山口さんのお話で「うまくいかないことがあるのなら他の人と協力しよう」というのがありました。僕は一人でいることを好むので、これからはクラスの人と協力していけたらいいと思いました。他にもいろいろ学ぶことができたので、これからの学校生活に生かしていきたいと思います。

○私は今回のお話を聞いて、もっといろいろなことにチャレンジしようと思いました。そして、そのためには決断力や忍耐が必要だなと感じました。山口さんのように自分の仕事の種類を変えるという決断や、その後の苦労に耐えられるような力は私にはありません。逆境を乗り越えられるような様々な経験も私には足りないです。これらのことをこれから意識して身につけようと思いました。

○ぼくは、チャレンジし続けるという言葉がとても印象に残っています。山口さんのように、大人になってからも勉強することがまだまだあるということにおどろきました。必ずしも良い結果がでるとは限らないけど、チャレンジすることはできるということを学びました。

○今回学んだことが2つある。1つ目は、会社はモノをつくるだけのものではなくなってきているということ。これは言ってしまえば、どんどんお客さんの近いところに会社というものが来ているということだ。2つ目は、やはり大事なのが英語だということ。僕にとっては耳の痛い話だが、グローバル化が急速に進むこの時代。これからも僕はしっかり英語と向き合っていくことを誓います。

2年C組 テーマ「ワタミの6次産業モデル・有機農業・仕事について」

講師 ワタミ株式会社 西岡亨祐様

○私は「相手と過去は変えられない。でも、自分と過去は変えられる」という言葉がとても心に残っています。今まで私は、未来はもう決まっているもの、悪い方向にいってもしょうがないと思っていました。でも、この言葉をきいて、未来は決まっていない、悪い方向にいったならいい方向にひっくりかえせばいいと、考え方が180度変わりました。これから、大変なこともあると思うけど、この言葉を信じてがんばろうと思いました。

○僕は、仕事はお客様からありがとうをいただくこと、というのを初めて知りました。僕は、将来、人と接する仕事がおもしろそうなので、バイトでもいいから、人と接する仕事をしてみたいです。お客様からありがとうのお金をいただくことはすばらしく、とてもやりがいがあると思います。

○「仕事とは一体?」という質問で、すぐには思い浮かばず、自分はまだ、仕事がどういうものなのか、何のために仕事をするのかわかっていないと思いました。ですが、今回のお話を聞いて、自分の中で仕事とは「人の役にたつため」ということを学びました。私は、今回学んだことを、これからの将来や普段の生活に生かしていけたらいいなと思います。

○今回の話で、「日本の食」の現状を知ることができたと思います。たくさんの食料を輸入に頼っていると知り、日本は外国と仲よくしなければいけないと思いました。また、お話の中で「何においてもあきらめず努力し続けること」という言葉が出てきましたが、この言葉は集中力のない私にピッタリだと思いました。分かっていながらも行動に移せないので、お話を聞いたときは、背中を押されたような気がしました。

○お話を聞いて、仕事は大変でつまらないものだというイメージが変わりました。「働くこととはありがとうをもらうこと」という言葉が一番心に残りました。自分のためだけに働くのだと仕事もつまらなく感じてしまいそうですが、人のために働けばやりがいを見つけられるということが分かりました。

2年D組 テーマ「働く人の話を聞く会」

講師 株式会社 JTBコーポレートセールス 柴田 洋様

○お話を聞いて、自分が好きな事(モットー)ができたり、それがうまく仕事に合うことは大事なことなんだなと思った。好きな事を仕事にするのは良いことだと思うけれど、大変な努力が必要なんだなとも思った。でも好きな事があるなら苦ではないと思うし、つらい事もあるけれどやり続けられるというのはそういう事があるからだと思う。今日の話にあったことを自分のこれからに生かしていきたいと思います。

○今回のお話を聞いて、将来についてもう少し真剣に考えるようになりました。就職活動や大学時代のバイトと勉強のつらさについて話されたとき、大人になることが正直こわくなりましたが、今は僕にできることを日々努力していき、大人になったときに、後悔しないようにしたいと思います。

○今回の講話では、特に、進路選択についての話から、多くのことを学びました。将来やりたいことは自分の好きなことと関係しているといった内容の話などをしてくださって、自分が将来やりたいことへの希望がほんの少し見出せました。柴田さん自身が就職活動の際に「笑顔の和を広げたい」と言い続けたというのを聞いて、一つの信念を貫き通したのはすごいことだと思いました。

○私は今のところ将来の夢はたくさんありますが、お話を聞いて、得意なことをいかせる仕事、自分自身の好きなことをやって成長できる仕事につきたいと思いました。また、柴田さんは人の笑顔が好きと言っていましたが、ぼくも将来、笑顔で仕事をしたいです。

○自分の楽しめる仕事や、自分に向いた仕事をすることは、とてもいいことであることを学んだ。また、「笑顔の和(輪)を広げること」というものも素敵だと思った。働くことの喜びの中に、「自分自身の好きなことをやって成長できる」というのがあり、自分も将来そんな職業に就きたいと思った。「自分の夢がはっきりしているなら、それに向かって突き進んでほしい」とおっしゃっていたので、これからの進路選択などに役立てたい。

2年E組 テーマ「みなさんと銀行のかかわり」

講師 株式会社 三井住友銀行 片岡武彦様、河村 卓様

○今まで銀行はお金を預けるだけだと思っていましたが、それだけではなくたくさんの仕事を行っていると知って驚きました。オンラインショッピングの仕組み、世の中のお金の循環の仕組みも分かり、今では、銀行に興味を持っています。まだまだ世の中の知らないことは多いので一つでも知り、今後に役立てたいと思います。

○今の私にとって、銀行は貯金箱のようなものです。お金を預けたり引き出したりするための大きな箱みたいなもので、いつでも自由に安全に利用できる「あたりまえのサービス」でした。しかし、「あたりまえに」利用するためには、多くの時間とアイデア、人の努力が必要であることを知りました。銀行の機能を知り、自分と社会が関わっている(社会の一員)ことを強く感じました。

○銀行の仕事は窓口が3時までと知っていたので楽だと思っていました。しかし、その後にいろいろな書類をまとめたりしなければならないことを知り、大変な仕事だなと思いました。さらに、いろいろなところへ転勤しなければならないのも辛いと思いました。銀行で働いている人はすごいなと思いました。

○私は、銀行はお金を預けるということしか知らず、銀行側が得をすることはあるのかな、と疑問に思っていました。でも、お話を聞いて、私たちが預けたお金を他人に貸し、利子を付けて返してもらうことで、その利子の半分を私たちに、残りの半分を銀行側が受け取るというシステムであることを知りました。また、お札の数え方は特に印象的で、あんな感じにできたらかっこいいと思いました。

○今回のお話で、僕は、「銀行って身近な割に意外と何をしているのか知らなかったな」と実感しました。預金の方法によって利息が変わったり、利息がそもそもなぜつくのかなど、今までちゃんと知らなかったことが分かりました。住宅ローンなどの貸出についても、将来役立つ情報も聞けたし、クイズなどで楽しく学べたのでとてもよかったです。

3年A組 テーマ「防災キャスターと考える、震災を生き抜くアイデア」

講師 株式会社 エフエム東京 古賀涼子様

○僕は、今回の「生き方教室」で災害に対する意識を常に持ち、防災について考えることの重要さを学びました。特に、新聞紙とラップを使用して避難場所での服装を作る作業では、実際に自分たちで考えて形にして現すことによって、どのような部分がポイントなのかをしっかり理解することができました。他のグループの案も見ることによって、様々な工夫部分を知ることができました。

○私は実際に被害に遭ったことが無いので、正直、震災に対する危機感が少なかったかもしれない。今回、実際に体験した人の話やもしもの時の道具を見塚なもので作ったりしたことで、実際に自分が被害に遭ったら…ということを初めて考えた。家族とももしもの時の話をしていないので、これから家族と話し合いたいと思った。

○今回の生き方教室で、自分の命は自分で守らなきゃいけない!ということをあらためて思いました。自分の命を守るためには、つねに用意をしておかなければならないということが分かりました。食品用ラップはいろいろなものに役立つということも学びました。例えば、寒い時に身体に巻くと体温を温めてくれるとか、お皿などに敷いて食べるとお皿らを洗わなくてすむ、ということが分かりました。

○私は好きなラジオ番組があって、週に何回も聴くのですが、好きな番組以外はあまり聴きません。ですが、お話を聞いたり、配られたパンフレットを見たりして、ラジオは災害の時にとても役に立つと分かりました。もし災害が起こった場合、働かなければならないのは私たち。なので、その時のために備えられるものはできるだけ備えようと思います。

○私は今回の生き方教室で、改めて地震の恐ろしさを知ることができました。首都直下型の地震が起きたときに東京がどのような被害にあうかも詳しくわかり、30年以内に70%の確率で起こるといわれている地震に対する危機感も強まりました。地震を止めることはできないので、今自分ができること、地震が起きたらできることを今から考えていきたいと思います。

3年B組 テーマ「好奇心が開いてくれる道」

講師 株式会社 幻冬舎 石原正康様

○私は本を読んでいるとき、「この作家さんおもしろいな」と思って読んでいました。しかし今回の話を聞いて、実は本は編集者さんと作家さんが一緒につくりあげたものだと知りました。また、石原さんの話で、「全身全霊でほめる」と聞いて、この言葉に感動しました。最近、人の嫌なところを探し続けている気が自分でもしていましたが、人の良い所を見つけ、心にないことを言わずに、ほめたいです。

○編集者である石原さんの話を聞いたとき、僕は自分の将来について考えた。中学生の時あまり本に興味がなかった石原さんが、あるきっかけで本に興味を持ち始めたように、僕も、この先あることに興味を持つきっかけをつかめるのだろうか。僕は疑問に思ったが、石原さんの話を聞いていると安心感が出てきた。編集者として生きていく石原さんのように僕も将来をつくっていきたい。

○私が一番印象に残ったのは、石原さんが元々目指していた職業につけなかったことです。石原さんは作家を目指していたのに編集者という仕事に就きました。それでも「プロフェッショナル」に取り上げられるような編集者になりました。夢は叶うとは限らないので、他の道に進むことになっても自分ができることを一生懸命にすればよいということが分かりました。

○今まで小説の編集者は原稿のチェックだけかと思っていました。しかし今回の生き方教室で、編集者は書店に直接行って担当の小説家の本をアピールしたり小説家をはげましたりして、影で支えてあげたりすることを知りました。人気のある小説家の陰には編集者の支えがあるということを覚えておきたいです。

○今回の講話を聞いて、思ったことは、人をほめることは単にいいということではなく、ほめられた側もうれしくなるし、また、それを見て、ほめた側もうれしくなることです。さらに、人とのかかわりは社会で生きていく上で大切だと思いました。会社だけのつき合いだけではなく、プライベートでも仲を深めることで、初めて関わっているといえることが分かりました。これらはすべて、人間として必要だと思いました。

 

3年C組 テーマ「土木という職業について」

講師 株式会社 竹中土木 小西一生様、今井政之様

○今回の講話を聞いて、私たちがいつも使っている道路やトンネルは見えないところで多くの人が働いていること、工事するだけではなく、設計など様々な人が関わっていることを知ることができました。また、今井さんの夢の話はとても興味深いものでした。例えば進路のことは、この約5か月間を過ごすにあたって、大いに役立つと思います。この講話を忘れずに自分の進路につて考えていきます。

○お話を聞いて、土木は、トンネルやダムなど僕たちの生活を陰で支えてくれていることを知り、感謝しなければいけないと思いました。また、就職までの道のりの話が、とても将来に役立つと思いました。ほとんどの人が夢が初めからあったわけじゃないことが分かりました。僕もまだ具体的な夢があるわけではないので、焦らずに地道に探していきたいと思います。

○今回の生き方教室で印象的だったのは、液状化対策のためにコンクリートの枠をつくっているところや、土木のやりがいの一つが自分たちの作ったものが地図に載るという達成感や満足感についてです。初めは地味そうな仕事だと思っていましたが、仕事での働く面積はとても広く、海外でも活躍していて、すごい事だとわかりました。

○今回の講話では、身近にある道路や橋、トンネルから、あまり目にすることのないダムなどについて、私たちの暮らしを支えてくれていることや、どのように作られているのかなど、知ることができました。液状化問題についても、しっかりとした知識を得ることができました。将来についての話では、「まだ焦らずに決めなくて良い」という言葉に安心でき、自分の好きなことや得意なことを見つけ、のばしていきたいと思いました。

○「生き方」というのは、本当に人それぞれなんだなと改めて実感した。そして進路は自分一人だけで決めるものではなく、今までの人生の結果だと思った。僕はまだ将来のことについて見通しはないけれど、今から努力することで叶わぬ夢も叶うかもしれないので、努力を続けて行きたいと思う。

3年D組 テーマ「ようこそバリューネットワーキングへ」

講師 ヤマト運輸株式会社 福井健一様、秋山 緑様

○今回のお話を聞いて、仕事に対する考え方が変わりました。これまで僕は、仕事はどうしてもしなければいけないものだと思っていました。しかし、仕事において大切なのは「やりがい」だと学ぶことができました。僕は、今、受験勉強の最中ですが、高校で何をしたいのかを具体的に決めて、これから頑張っていきたいと思いました。

○今回の生き方教室では、働くことの大変さや、その中でも感動することもあったりして、働くということはすごく素敵なものだなと思いました。ドライバーさんのDVDはすごく感動しました。僕たちの見えないところでもがんばっていることを知り、将来は僕も人に感謝されるような仕事につきたいと思いました。

○僕は今まで宅配をする仕事の人はただ物を届けるだけだと思っていましたが、実は「人(お客様)」とのつながりも大事にしていることを知りました。また、何かをやり遂げたときの達成感ややりがいがあるという言葉を聞いたとき、仕事って大変だけどおもしろそうだと思いました。僕は将来やりがいのある仕事を選んでいきたいです。

○今日の授業を通して、やりがいのある仕事をすることは、とても大切だということが良く分かりました。そのためにも、今から、やりたいことや将来のことを考える必要があると思いました。これから受験をむかえますが、自分の生き方をもう一度じっくり考え直していきたいです。

○僕は今回の生き方教室で、宅急便のイメージしかなかったヤマトが外国に進出したり、ハイブリッド車、自転車などを使うことにより、地球環境に配慮していることを知りました。また、今回の教室で、仕事は決して楽ではなく辛いことの方が多いけれど、それを乗り越えれば、絶対にこの仕事につくことができて良かったと思えるのではないかと思いました。ビデオを見て、苦しくて辛い仕事でも「やりがい」があれば続けられることが分かりました。

3年E組 テーマ「社会で働くことの意味と価値」

講師 東日本旅客鉄道株式会社 新野善行様

○JRの方が来てくださると聞いたとき、電車の車掌さんかと思っていましたが、施設・設備に関する方で驚きました。JRといっても運転するのは一部の人で、その他の仕事をする人の方が多いと聞いて、きっとどの仕事でも同じなのだろうと感じました。私たちは身近なことしか分からないので、仕事名を聞いて表面上で何となく想像したような仕事だけだと思ってしまうのです。これからは、興味を持った職業を深く考え、よく調べて知っていきたいです。

○自分のやりたい仕事について、誇りをもって取り組むことの重要性を学ぶことができた。また、自分はその仕事につくことによって、どのようにして社会に貢献していかなければならないのか、ということを深く考える機会となった。僕も将来、しっかりと自分の仕事を見つけて全力でやりたいと思った。

○今回の生き方教室で、就職する時にその職業をよく知り、好きになることが大切だということを知りました。私は将来なりたい職業はまた見つかっていませんが、大人になって自分が成りたい職業につけたらいいなと思いました。

○私は、新野さんがおっしゃった、「その仕事や会社を好きになることが大切」がとても印象に残りました。私はまだ将来の夢ややりたいことなどは決まっていませんが、もし自分の望んでいない仕事や会社に入ったとしても、まずはその仕事や会社を好きになってみることが大事なのだと思いました。

○今回の生き方教室を聞いて、仕事に対する思いが伝わりました。お話の中で、仕事の苦労とやりがいが似ているところがおもしろい。苦労は乗客の命を守るための作業をしているからプレッシャーで、やりがいは自分で点検した機械で乗客の命を守っているという達成感。どちらも客の命にかかわる事をしているけど、二つの思いがあっておもしろいと思いました。