日  時2024年7月12日(金)10:45~11:35
学  校  名目黒立大鳥中学校
実施学年1年生 5クラス(182名)合同で実施
課 程 等総合的学習の時間
実施内容キャリア教育
 「進路を考える日」職業講話
協力企業株式会社ゼンショーホールディングス
  人事部 人財開発課 永石悠人様、飛田若菜様

「進路を考える日」の講演を聞いて

第一学年 進路担当 舘野久美子

先日の「進路を考える日」講演会におきましては、ご多用中のところ本校一学年生徒のためにご講演を賜りまして、まことにありがとうございました。

本校ではキャリア教育の一環として、第一学年で職業調べインタビューを実施します。今回のご講演はその第一歩として、「職業とは」「働くとは」どういうことかを考える貴重な機会となりました。

「世界から飢餓と貧困を撲滅する」という企業理念に基づいたゼンショーHD様の、日本、そして海外でのグローバルな取り組みを、なじみのある外食産業を例に挙げながらご紹介いただき、生徒にとって身近でより自分事として実感できるお話を伺うことができました。

ご講演の中で、特に強い思いで中学生に伝えてくださったことが二点ありました。一点目は「様々な視点から物事を捉えること」。同じ物でも視点を変えてみると、いろいろな物に見えてくる。人や物事を多角的に見ることで、新たな発見ができるということ。

二点目は「働くとは?を考えること」。例えば一杯の牛丼ができあがるまでに、たくさんの仕事があり、多くの人が関わっている。世の中は、誰かの何かの仕事によって成り立っている。誰かのためになっていない仕事はない。働くということに誇りをもってほしいということ。

どちらも具体例を用いて、生徒に問いかけながら進めて下さり、遠い未来と思っていた職業が今の自分自身とつながっていることや、中学生の今、どのような考え方でどのような力を伸ばしていくことが大切なのかを生徒自身が深く考えることができました。

今回のお話をきっかけに、生徒がより広い視野で身の回りを見て、自分の未来についての選択肢を広げていくことができるよう、今後のキャリア教育につなげていきたいと存じます。貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました。

第一学年 学年主任 渡邊いつか

先日の「進路を考える日」講演会におきましては、ご多用中のところ本校一学年生徒のためにご講演を賜りまして、誠にありがとうございました。

生徒とコミュニケーションを取りながら講演を進めていただき、生徒も集中しながら臨むことができました。また、生徒にとっても「すき屋」は身近な存在であり、その会社の話を聞けることは良い機会となりました。また、一つの会社にもさまざまな仕事があることを具体的に示してくださり、生徒が自分の将来を考える上でとても参考になる講演でした。

 第一学年 副担任 日比由依子

先日の「進路を考える日」講演会におきましては、ご多用中のところ本校一学年生徒のためにご講演を賜りまして、誠にありがとうございました。

生徒たちにとって身近な飲食店から働くということについて講演いただき、生徒たちが働くことについてより現実的に考えることができたのではないかと感じました。

また、物をいろいろな見方で考えることが大切であるというお話を聞き、多様性が求められている時代に沿ったとても大切なことを伝えてくださり、働くことだけでなく、日常生活においても必要なことを伺うことができました。私自身もとても勉強になりました。

今回の講話を活かし、生徒たちにも多方面から物事を捉えることが大切であること今後の進路指導に生かしていきたいと感じました。貴重な講話をしていただき、ありがとうございました。

生徒の感想文から(抜粋)

○私は、将来のことについてあまり考えたことがありません。でも、今回の話を聞いて、まだ将来のことは分からないけど、今目の前にあることに全力で取り組んだり、少し勇気をもっていろんなことに挑戦していくといつかいい将来にたどり着けるのかなと思うことができました。今回の話を将来に役立てていきたいと思います。ありがとうございました。

○「ゆ」の文字が何に見えるかとか「&」が何の形に見えるかという質問で、私が見えているものと違うものに見えている人がいることが分かって、人によっていろんな見え方があることが知れました。また、一杯の牛丼を売るためには、牛を育てる、米を作る、ドンブリを作るなど色々な仕事があることを改めて考えることができました。私は将来どんな仕事をしようかとか、この先だいじょうぶかなと考えていたけれど、お話を聞いて、どのような仕事も色々なことに役立っていると知り、すごく安心しました。

〇私は働ということがどんなことなのか、働く意味は何なのかということがよく分からずに不安でした。ですが、今回の話を聞いたことで、その意味をしっかり考えることができ、私なりの理解をすることができました。自分の今後について明るく考えることができるようになったと思います。この先、私がどんな仕事につくか分かりませんが、どんな仕事についても「この仕事は誰かのためになる」ということを忘れずに、より多くの人たちの役にたてるような人になりたいと思います。