日  時2024年3月11日(月)14:25~15:15
学  校  名足立区立東綾瀬中学校
実施学年1年生 5クラス(168名)合同で実施
課 程 等総合的な学習の時間
実施内容キャリア教育 「未来教室」
協力企業読売新聞東京本社
  教育ネットワーク事務局 石橋大祐様

キャリア教育「未来教室」への感想

1年2組担任 由田 梨香

この度は東綾瀬中学校の生徒たちに有意義な授業をしてくださり、誠にありがとうございました。生徒たちにとって、仕事の在り方や将来の歩み方について考えるきっかけとなる、貴重な時間となりました。

 本日の授業では印象に残ったことがいくつかありましたが、まず、導入の場面で生徒たちにメモを取らせ、講師の先生に関する質問を出題することで生徒たちを上手に引きつけていらっしゃいました。ユーモアたっぷりのトークを交えながらのアイスブレイクに、生徒たちも興味津々であったように感じられました。

 また、新聞記者にとっての、事実確認の大切さについて話されていました。生徒たちに対し、「聞いていないこと、見ていないことに関してはとにかく質問をして事実確認していく」ことを生徒たちが理解できるように説明してくださっていたことが印象的です。

 最後に、授業の終盤に紹介された言葉である、「情報とは、受け取る人が生かしていくことが大切である。」という言葉が私の胸に強く響きました。「調べればそのまま答えが出てくる情報が大切なのではなく、答えを出すことが難しい事柄に対して、責任をもって判断するために集める情報が重要である。」というお話をされていて、情報収集の難しさとその重要性について改めて考えさせられました。日本の教育に携わる者として、私自身、日々適切に情報に接しながらも、時には学校の教育活動に新聞を活用するなどして、継続的に新聞に触れていきたいと強く感じた次第であります。この度は、誠にありがとうございました。

生徒の感想文から(抜粋)

○私は、石橋さんの話を聞いて今後大切にしていこうと思ったことがあります。それは、「自分ができないと思ったことは諦めて、自分のできる事の仕事につこうとしないで欲しい」と石橋さんが言った言葉です。私も将来のことを考えるときがたまにあるのですが、自分が「得意なことの仕事につけばいっか」とこの講演を聞くまで考えていました。もちろん自分が好きな仕事や得意な分野がある仕事についても良いと思いますが、私はこの言葉から「苦手なことをやらないでほったらかしたり、すぐ諦めたりしないでほしい」と読み取ることができました。この言葉を聞き、自分はすぐ諦め、ほったらかしにしていたなあと考えさせられました。この講演会のおかげで今まであまり深く考えていなかった将来のことについて深く考えることができました。石橋さんのおかげで将来のことについてじっくり考えることができました。この石橋さんが言った言葉を思い出し、何事にも挑戦することを大切にしたいです。

○今回の講演を聞いて、自分の将来がそう遠くないことを実感しました。「自分の未来、職業の答えは自分で決める」この言葉は、何となく周りに流されて入った仕事は本当に楽しいのだろうか、と思うきっかけになりました。例えば、1枚の新聞に約20万文字も書くなんて、その仕事が好きでなければやりたくないと思います。「仕事だしなあ」と思いながらやったって、それは最初だけで継続しないかもしれません。それこそ、自分の「なりたい自分」から遠ざかっている気がします。だから、今のうちになりたい自分を目指したいと思います。