令和5年度第3回未来教室
日 時 | 2023年7月12日(水)13:30~14:20 |
学 校 名 | 文京区立本郷台中学校 |
実施学年 | 2年生 2クラス(77名) |
課 程 等 | 総合的な学習の時間 |
実施内容 | キャリア教育 |
職場体験事前学習「働くことの意義」講演会 | |
協力企業 | 読売新聞東京本社 |
教育ネットワーク事務局 石橋大祐様 |
「働く意義」を学んで
2学年担当 加藤 飛翔
この度はお忙しい中、生徒のために講義をしていただきありがとうございました。
生徒はメモをとりながら真剣に話を聞いておりました。とても分かりやすく、適宜発問を入れていただいたことで、最後まで集中して取り組むことができました。
今回の講義を受けて、生徒の感想からも「働く意義」を理解できたことがわかりました。この学びを職場体験や進路に生かしていきたいと思います。時折クイズ形式を交えた講演で、生徒は楽しく聞いておりまた。新聞記者の仕事について、分かりやすく端的に教えていただき、生徒は終始メモをとりながら聞いていたのが印象的でした。
最後に多くの生徒が質問していたことからも、興味深い講演だということが分かります。また機会がございましたら、ぜひよろしくお願いいたします。
今後とも本校の教育活動へのご理解ご協力よろしくお願いいたします。
生徒の感想文から(抜粋)
○私は自分がなりたい仕事がありますが、これまで「働く」ということについて深く考えたことはあまりありませんでした。ですが、今回のお話を聞いて、「働く」ことについてよく考えることができたと思います。今までは、自分がやりたいことをやるというイメージしか持っていませんでした。しかし、「働く上で大切なのは世の中とつながっていること」と聞き、これまでのイメージが大きく変わりました。私の現在の将来の夢は、自分がやりたいこと、好きなことから考えたものです。しかし、それだけではなく、「この仕事でどうやって世の中とつながっていくか」を考えていくことも必要だと思うようになりました。これからの社会がどのように変化していくかは分かりませんが、どんな世の中になっても「周りとつながって働く」ということを忘れずに仕事ができる大人になりたいと思います。
○今回のお話を聞いて、働くということに対する答えは人それぞれということを学びました。私は、最初、働くのは生活をしていくためだと思っていました。でも、職場体験の事前学習や今回のお話を聞いて、働く意味がだんだん変わり、今では、いきがい、生きるため、なりたい自分になるため、社会とつながっていくためなど、様々の理由があることに気づきました。私が将来働く上で大切にしたいことは、今回のお話にもあったような「なりたい自分になるため」ということです。私は幼稚園で職場体験を行いますが、この体験を通して更に「働くこと」に目を向けたいと思います。
○新聞記者と言えば取材をしているイメージが強かったのですが、今回の話を聞いて、時間をかけて取材をし、思い込みをせず、全世界に影響を与える仕事だということが分かりました。また、苦手なことに対して自分で壁を作るのではなく、苦手なことをどう直していくのかを考えることが大切だと知りました。僕は苦手なことから逃げようとすることがあったので、これからはチャレンジしたり、周りの人と協力しながら乗り越えていくようにしたいと思いました。働くということは社会とつながることだとも知りました。世の中には多くの情報があるので、その全てを信じるのではなく、どの情報が正しいのかを自分で判断できるようになりたい、知らなかったことに目を向け、社会のことを知るようにしたいと思います。職場体験学習では、今回学んだことを忘れずに取り組んでいきます。