日  時2023年6月10日(土)8:45~11:15
学  校  名中野区立緑野小学校
実施学年4年生3クラス(93名)クラス毎に実施
課 程 等学級活動(セーフティ教室)
実施内容金銭教育「おさる3兄弟と学ぼう!じょうずなお金のつかいかた」
協力企業三井住友カード株式会社
  経営企画部  平野 愛様
(株式会社イー・カンパニー キッズマネーステーション
 認定講師) 
柳原 香様、大森妙子様、柴田千青様

セーフティ教室で「お金の使い方」を学ぶ

4学年担任 岡本 雅史

 先日はご多用の中、本校の「セーフティ教室」で授業を実施していただき、誠にありがとうございました。

 アクティビティを中心に授業が展開されたことで、子どもたちが興味関心をもち、どの子も前向きに取り組んでいたように思います。アクティビティとサルの3兄弟のお話から、お金の使い方はいくつかのパターンがあることや、それらのパターンのメリット・デメリットを理解することができたように思います。更に、電子マネーなど、「目に見えないお金」があること、そこには使っている感覚がなくなることなど、これからの子どもたちのお金の使い方において大切となることを教えていただけました。

 4年生になると友達との交友関係が広がり、遊び方も変化してくる頃です。子どもにお金を持たせて遊びに行かせているご家庭もあれば、そうでないご家庭もあります。持たせる金額もそれぞれ異なっています。子ども同士でのやりとりの際、おごってしまう側だけではな<、おごられる側の意識の低さも感じられることがあります。両者が、お金の大切さを意識し、「自分のために」に使うこと、保護者の方が一生懸命働いて得たお金であることについて、より子どもたちの意識を高める必要性を感じました。また、「誰かのために」使う時には、「保護者の方に報告する、相談する」ということを教えていただいたのが、現状の子どもたちには、とても大事なことであると強<感じました。

 公開授業での実践を通して、子どもたちだけでなく、保護者の方々にも子どもたちのお金に対する感覚をもっと敏感になっていただきたいとも思います。