令和4年度第33回未来教室
日 時 | 2023年1月24日(火)10:25~12:00 |
学 校 名 | 昭島市立成隣小学校 |
実施学年 | 小学6年生 2クラス(66名)クラス毎に実施 |
実施内容 | キャリア教育「未来に向かって」 |
協力企業 | 株式会社ニッスイ |
サステナビリティ推進部 畝尾規子様 |
キャリア教育「未来に向かって」(1)で学んだこと
6年担任 渡部
講師の畝尾先生が今の仕事を志そうと思ったきっかけや、一つの「焼きおにぎり」が消費者の手元に届くまでどれほどの人が関わっているかについてなど、普段の学校生活ではなかなか意識しない、「世の中の見えない人と人との関わり」について、分かりやすく子供たちに話してくださいました。その中で、先生が子供たちに伝えた3つのメッセージが私は心に響きました。これから子供たちが生きていく上で大切にして欲しいこととして、
①興味(きょうみ)
どんなことに対しても、「まずはやってみる」ということ。そうやって物事に興味を持つアンテナが、将来の自分らしさへつながる「何か」との出会いになるということ。
②強み(つよみ)
一つでもいいから、「これなら誰にも負けない!」「これなら任せて!」という強みをもつこと。それがそのまま将来の自分の強みになり、夢にもつながっていくということ。
③感謝(ありがたみ)
人は一人では生きていけない。たった一つの焼きおにぎりにも、数えきれない人たちが関わっているように、自分が生きている今を支えてくれている人は見えない範囲に無限にいるということ。そんな人たちに感謝して生きていく姿勢が、将来社会に出た時、「自分のために働くということが、気がつけば人のためになっている」ということを実感しながら仕事をすることにつながっていくということ。畝尾先生からお話しいただいたメッセージを元に、今後子供たちは「自分の興味の扉」を開き、その先にどんな生き方が存在するのかを調べていきます。その中で、最も心に引っかかった職業について詳しく調査していこうと思います。6年生の子供たちの大人になった姿を思い描きながら、担任自身も深く考えさせられた授業でした。