日  時 2019年11月9日(土)10:20~11:05
学  校  名 中野区立桃園第二小学校
実施学年 2年生 2クラス(38名)合同
課 程 等 学級活動
授業内容 金銭教育「おさる3兄弟と学ぼう!じょうずなお金のつかいかた」
協力企業 三井住友カード株式会社
協力企業 経営企画部 松村秀明様

「じょうずなお金のつかい方」を学ぶ


2年担任 村尾ゆかり

小学校2年生の子どもたちにも、わかりやすく考えることができる場が用意されていて、ありがたく思いました。

 まず、日頃している「お手伝い」については、家族の一員として当然のこととして捉え、お金をもらえるからすることではないと話されました。子どもたちもよく理解したと思います。

 次に、お祭りに行くゲームを行いました。机上のゲームですが、お祭りに行った気持ちになってワクワクしながら活動できました。持っていたお金が減っていくのを実感することができ、子どもたちはよく考えて活動していました。実際の場面を連想することができるので、全部使ってしまったり、足りなくなったり、財布を落としてしまったりして困った場合はどうするかということも考えることができました。

 子どもから、友達に貸してもらうという案が出たときも、「家の人に必ず話すこと」「なぜそうするのかを考えること」を教えてくださいました。

 これらの活動を通して、買い物をする時には、必要なもの、欲しいもの、誰かのためになるものを見極めることが大切であることを教えてくださるとともに、お金は使うことも貯めることも、どちらも大事であることを教えてくださいました。加えて、現代はICカード等の使うことでキャッシュレスで便利な時代になっているが、いくらでも使える魔法のカードではないということも教えていただきました。

 2年生は、まだ、友達同士で買い物やイベントに出かける機会は多くありません。しかし、今後成長するにつれて出てくる課題です。このことについて、分かりやすく取り組める内容でした。授業の後で、子どもたちから、「これからお金を使うときは、よく考えて使おうと思う」との声がたくさんあがりました。今後の実生活に生かせることと思います。このような貴重なお時間をいただけて、ありがたく、感謝申し上げます。