令和元年度第25回未来教室
日 時 | 2019年10月18日(金)10:35~12:10 | |
学 校 名 | 国立市立国立第七小学校 | |
実施学年 | 6年生 2クラス(65名)合同 | |
課 程 等 | 総合的な学習の時間 | |
授業内容 | キャリア教育 | |
協力企業 | 株式会社ゼンショーホールディングス | |
人事部 人財開発課 江良拓哉様 |
キャリア授業(「仕事」って何だろう…)を終えて
第6学年担任 野間 大佑
「仕事」って何だろう?
このテーマで始まった授業。本校の子供たちの多くは、「働くこと」に対して「お金」や「大変なこと、面倒なこと」というイメージをもっています。この答え自体は決して間違いではないでしょう。しかし、本当にそれだけでしょうか?本単元では、「働くこと」が「自分の在り方・生き方」にどうのようにつながっていくのかということを考え、その考えを自分なりに表現していきます。そのためには、働く人の“生の声”が、子供たちにとって何よりの教材になります。だからこそ、今回の授業のように、企業の方にお話していただけることは、とても有難いことだと感じています。
今回の授業の中で教えていただいた「人やものを多角的に見ることで、新たな発見をすることができるはず」ということや、「誰かの何かのために自分の力を使える人になって欲しい」ということは、子供たちの心にも響いていました。
私は、最初仕事はお金のためでやっているだけだと思っていた。でも、今日の授業を聞いて、世界では困って苦しんでいる人がいて、その人たちのために働いたり私たちの生活を成り立たせたりしていることを改めて知った。もちろん、お金は大事だけれど、一番は人々のためという思いによって成り立っていると気付いた。
小学生である子供たちにとって「働くこと」は、まだ先のことではあります。しかし、子供の感想にもあるように、少しずつ自分の在り方や生き方に目を向けられるようになってきたと感じています。
最後になりましたが、株式会社ゼンショーホールディングス様をはじめ、今回の授業コーディネートしてくださったおやじ日本の皆様に感謝申し上げます。