平成３０年度第４５回未来教室

「未来教室（キャリア教育）」に寄せて

５年担任　長野　裕一、森下　研吾

〇キャリア教育１日目は、キッザニア事業本部の方の話でした。仕事について多くのことを学ぶことができました。特に、３人のレンガ職人の話では、仕事に対する姿勢や仕事に対する取り組み方について、深く考える良いきっかけになりました。
〇以前に比べて、子供たちが将来の仕事のことを具体的に思い描くことが難しくなってきていると思います。周りに仕事をしている大人を見る機会が少なくなり、お父さんやお母さんも通勤する「会社員」では、職業について具体的なイメージをもつことは難しいのが現状です。それが学校を卒業して就職する時になっても続き、早期退職やニートやフリーターの一因となっているという指摘もあるそうです。小さいうちから「学ぶこと」「働くこと」「生きること」を意識させ、仕事に対する理解を深めることが大切だと思います。
〇学校で学ぶ「生きる力」や「基礎・基本」は、将来、自立した大人として社会で働くために必要不可欠な知識・能力であり、子供たちのキャリア形成にも大きく関わってきます。各教科等の学習内容を深化・発展させていき、学校で「学ぶ」内容や「学ぶ」体験が、将来の職業選択のきっかけや手がかりになることを念頭にして、今後の教育活動に取り組んでいきたいと思います。