日  時 平成30年1月25日(金) 13:40~14:25
学  校  名 杉並区立杉並第四小学校
実施学年 5年生 2クラス(45名) 合同
課 程 等 総合的な学習の時間
授業内容 「キャリア教育」
協力企業 日本水産株式会社
 水産事業第一部 水産第二課 立川捨松様

   

「キャリア教育」~仕事をするってどういうこと~

                                         5年担任 藤永 順子

 〇日本水産株式会社の立川 捨松様・畝尾 規子様をお迎えし、立川様にお話をいただいた。
ご本人の自己紹介(名前の由来 このインパクトはかなりなもの)、子どもたちの生活に密着したサーモンを扱っている店舗の紹介から始まった。立川様の言葉の選び方と絶妙な間、そして子どもたちが大好きなサーモンの輸入を担当していら
しゃるとのことで、子どもたちは目を輝かせて聞き入っていた。
導入は、サーモンの輸入や獲れる所についてで、そこから、現在の輸入の仕事の前に南米チリでサーモンの養殖をしている話に及んだ。美しく豊かな自然の中で育てられるサーモン、そこでの魅力的な仲間たちとの出会い、映像とお話に子どもたちはどんどん引き込まれていった。子どもたちは、輸入しているサーモンを実際に手にすることもできた。
その後、「仕事するってどういうことか?」の問いかけがあり、「生活する」「お金を得る」「家族と暮らす」「優雅に暮らす」「人の役に立つ」などと答えていった。立川様からは、「世界が広がる」「仕事のおかげで今がある」という話があった。
最後に、「自分のなりたい仕事をみつけよう」「世界はもっと身近になる」「いろいろな勉強をして、どんなことにも興味をもとう」「今から、こんな仕事をしたい!と考えよう」と結ばれた。
魚が大好きで世界を舞台に仕事をしたいと考えた立川様の話は、大変分かりやすかった。
日本にとって地球の裏側ともいえるチリが、とても身近に感じられ、立川様のチリの友達ホセとの国際電話のやりとりに参加させていただく場面もあり、子どもたちは楽しく世界の広がりの疑似体験をさせていただいた。
好きなことがあることの素晴らしさ、好きなものを追求することの大切さを改めて感じた。6年生の総合的な学習の時間のテーマは、夢についてである。今、子どもたちがどれほどの具体的な夢をもっているのかは不明だが、今回の立川様のお話が子どもたちの心に残り、これからの生活に生かされるよう、担任として今できることを支援していきたいと思う。
よい学びの機会をいただいたことに心から感謝します。
日本水産株式会社の立川様、畝尾様、おやじ日本の皆様、ありがとうございました。