日  時 2018年6月18日(月)13:30~15:20
学  校  名 目黒区立大鳥中学校
実施学年 2年生 4クラス(122名)合同
課 程 等 総合的な学習の時間
授業内容 マナー教室~職場体験の事前学習~
協力企業 リーガロイヤルホテル東京
 グループサービスチーム 及川忠彦様

    

マナー講座を終えて

第2学年担当 岡庭 知規

この度、第2学年の職場体験実習を前日に控え、リーガロイヤルホテル東京の及川忠彦様を講師に迎えて、「接遇の五原則」について学習させて頂きました。
講義の中で、初めて聞いた「笑声」という言葉。笑顔で話すと、明るく感情がこもった表情豊かな声に聞こえるということでした。その「声笑」を使って、相手よりも先に相手の目を見て挨拶をする大切さを改めて、学ぶことができました。
また、接客業務において、細かい業務規定が決められていたり、お客様の立場に立っての声掛けや行動、挨拶の仕方などにさまざまな配慮がなされていたりと、「おもてなし精神」の徹底が図れていることに驚きました。旅行などでホテルを利用している立場として、このようなホテルの方々の努力とおもてなしの中で利用させて頂いていることに感謝したいです。
最後に印象的だったのは、仕事をすることで大切なことは、「何事にも興味をもつ」という言葉でした。そうすることで、自分自身を磨き、高めて心を豊かにすることができるのだということを聞いて、それがさらに仕事のやりがいにもつながっていくのだと思います。
今回の講義を受けて、生徒たちの座る姿勢や挨拶の仕方に大きな変化が現れました。意識を高めて取り組むことの大切さを感じました。生徒たちには、今回の講義で知り得た知識を3日間の職場体験学習に生かしてほしいと思います。そして、「働く」ことの苦労ややりがいについて、体感してきてほしいと思います。

生徒の感想文から(抜粋)

○マナー講座を受ける前とマナーを習った後とで、自分もみんなも、あいさつの仕方が変わったと思います。詳しくやることにより体が覚えるので、家などでもやるともっときれいなあいさつができると思いました。最初はお辞儀の角度も気にせずにやっていましたが、マナー講座を受けて「変えなくちゃいけない」と思いました。この2時間で習ったことはとても大切で、とてもいい経験をしたと思います。この経験を生かして職場体験を責任と自覚を持ってしっかりやっていきたいです。また、職場の担当の方に感謝の気持ちが伝わるように、礼もしっかりやって、大人になった時にこの時間が「よかったな」と思えるように、今のうちからしっかり取り組んでいきたいです。

○いつもはバラバラで礼をしていたけど、今日のマナー講座では全員が先言後礼でピッタリ合って礼をしていて、とてもよかったです。いつも何気なくしていた礼やあいさつにいろんな意味がつまっていることを知り、相手に対しての思いが届くあいさつができて、職場体験でも、また、大人になってからでも使えるあいさつが学べてうれしかったです。職場体験では、今日習ったことを活かして、相手に気持ちのいい、自分にとってもいいあいさつをしたいと思います。今回の講座は将来にも役立つと思うので、日頃から「第一印象」、「先言後礼のあいさつ」、「笑顔」など意識して実行していこうと思います。

○マナー講座では、ホテルの仕事から、マナー、立ち姿、あいさつなど、2時間の間にさまざまなことが知れて、自分自身、良い経験になったと思います。私が特に印象に残ったのは、あいさつひとつで第一印象が決まるということです。相手の正面に立つ、相手の目を見る、笑顔で話す、「こんにちは」のたった5文字の中にも気をつけなければならないポイントがあることなど、改めて理解することができました。職場体験では、事業所の方、お店に来るお客さんに、今日教えていただいた最高のあいさつをしたいと思います。また、職場体験だけではなく、これからの学校、社会での生活、就職活動に生かしていきたいです。