平成２９年度第４３回未来教室

「未来教室」　の感想

５年担任　栗山崇志　畠山桐子

○本校５年生では、１月２６日、２７日に、ＫＣＪ ＧＲＯＵＰ株式会社（キッザニア）とヤマト運輸株式会社の方々を講師にお迎して「未来教室」を実施しました。お話、クイズ、考える時間や質問タイムなど、密度の濃い子供たちにとってとても貴重な時間となりました。
○キッザニアの大久保さんの学習では、授業の前に子供たちに「キッザニアに行ったことがある人？」と尋ねたところ、３３名のクラスの中の３０人以上が、「はぁい！！」　と挙手、「こんなにたくさんの子たちが来てくれている学校は初めてです。」と驚いてくださったところからのスタートとなりました。キッザニアでは約９０以上もの仕事を体験できること、また館内での仕事だけではなく、その事業を支える様々な仕事や部署があることなど、子供たちも「また行ってみたくなった！」と興味津々でお話を聞いていました。
○以下、授業後の子供たちの感想（抜粋）です。

○私は夢があるのですが自分の力に不安があり、他の仕事をしようかなと思っていました。でも、「夢はあきらめなければ何とかなる！」ということが分かり、夢に向かってがんばろうという気持ちになりました。
○レンガ積みの職人の話で、最初の人は自分のために義務でやっていて、次の人は家族のために楽しみながらやっていて、最後の人は多くの人のためや歴史に残るものをつくるためにやりたくてやっていました。同じ仕事でも、仕事に対しての価値観が違うことで、仕事に対しての気持ちが変わるんだな、と思いました。
○２社の皆様の授業をお聞きして、具体的な仕事の内容や仕組みはもちろんなのですが、来てくださった方々の仕事に対する思いややりがい、現在にいたるまでの経験についての言葉やお話、子供たちに仕事をするやりがいについてじっくりと考える時間が子供たちの心に響いたことをあらためて感じています。
○「今は、たくさん失敗してください。夢はあきらめなければ、何とかなります。」大久保さんが最後に子供たちに贈ってくださった言葉です。いっせいにほころんだ子供たちの顔。とても印象的でした。本当にありがとうございました。