日  時 2017年11月17日(金)13:25~15:15
学  校  名 練馬区立大泉中学校
実施学年 1年生 6クラス(218名)合同
課 程 等 総合的な学習の時間
授業内容 マナー教室
協力企業 リーガロイヤルホテル東京
 グループサービスチーム 及川忠彦様

    

マナーアップ講座を終えて

1年生教員一同

11月17日(金)、職場体験学習の事前学習として、リーガロイヤルホテル東京のグループサービスチームのチーフであり、リーガロイヤルホテル認定の接遇インストラクターでいらっしゃる及川忠彦様に来校していただき、接遇の五原則を教えていただきました。
“挨拶”、“表情”、“身だしなみ”で第一印象の80%が決まり、それらに“言葉遣い”と“態度”を含めて総合的な印象になる、というお話を詳しく教えていただきました。また、挨拶という言葉の意味(挨・・・押し開く、拶・・・せまる)を知り、挨拶が人間関係の第一歩であるということを改めて感じることができました。
生徒達は、先言後礼(言葉を発してから礼をする)や、礼の仕方、表情トレーニングなど、及川先生の話をよく聞いて何度も練習していました。
代表生徒のお礼の言葉で、「今日学んだ先言後礼、言葉遣い、態度などを、職場体験だけでなく、将来社会に出る際にも生かしていきたい」という内容がありました。及川先生には、ここ数年毎回講演をお願いしておりますので、全校生徒が及川先生による指導を受けています。ぜひ、大泉中学校全ての生徒に、マナーアップ講座で学んだことを今後の人生に生かしてもらいたいです。そのためにも、今回の指導を教員側からも継続していきたいと考えております。

生徒の感想文から(抜粋)

○ぼくは、マナーアップ講座を終えて、受けてよかったと思いました。なぜなら、学校の色々の行事の時に活かして、礼などをきちんとできるからです。今までやっていた礼は合っていると思っていましたが、今回の講座で少し違っていることが分かりました。今後、大泉中学校である式や行事に今回学んだことを活かしていきたいと思います。ぼくは、将来、人と接する仕事を夢にしているので、働くことになったら講座で学んだことを活かして、来てくれるお客様が笑顔で帰ることができるように、接遇の基本を忘れず、日々を過ごしていきたいと思います。日々なかなか意識していなかったことが学べたので、今回のマナーアップ講座をきっかけに挨拶の基本など、人と接する上でとても大切なことを見直していきたいと思います。

○私は、マナーアップ講座で様々なことを学ぶことができました。これまで普段にできていると思っていた挨拶でも、まだまだ直すべき点があるのだと実感することができました。今回一番大事だと感じたのは「先言後礼」です。普段の挨拶でも行っているのですが、何となくでした。しかし、今回、この「先言後礼」を行う意味を知って、これからは、普段の挨拶でもこれ以外でも意識して行いたいと思います。職場体験では、担当の方以外にもお客様とふれ合う仕事なので、特にお客様に接するときには笑顔を心がけ、思いやる気持を忘れずにしていきたいです。今回学んだことは、職場体験だけでなく、普段の生活に生かしていきたいと思います。

○私がマナーアップ講座で一番大切だと思ったのは、表情です。私は他人との挨拶がにがてで、正直、めんどくさいなと思っています。なんでこんなに人がいるところでそれぞれに挨拶しなきゃいけないのかとよく思っていました。でも、中学校に進学して私の気持は変わりました。大泉中学校は挨拶に気をつけている学校で、私が挨拶をするとみんなちゃんと返してくれて、すごくうれしいからです。なので、私は今回の講座で教わったことを参考に、学校での挨拶も、普段の生活で行う挨拶も、よりよいものできるようにしたいと思います。そのためには、まず表情をよくして良い印象をもってもらえるようにしようと思います。

○マナーアップ講座を聞いて、今のうちから言葉遣いや挨拶を意識し、社会に出たときに恥ずかしくないようにしていきたいと思った。中学生になってからだんだんいろんな人に挨拶ができるようになってきたから、今回の講座で教わったことを参考に、これから継続していきたいと思った。私は、表情を顔に出すのが苦手で、笑顔があまりできない。しかし、人のイメージが表情で決まってしまうということを知り、これからずっと人に会っても真顔だと「この人はこわい人なのかも」などと思われてしまうかもしれないと考えると、今のうちから笑顔で人に接することができるようにしていきたいと思った。及川さんの話を聞いて、話し方、立ち方、方向の指し方など、私がとくに気にしていない細かいことにまで気をつけて仕事をされていることが分かった。お客さんたちを考えていることに本当にすごいと思ったし、社会に出て働くために大切なことが分かった。

○今回のマナーアップ講座で、“社会へ出て働く”ということがどれだけ大変なのかがよく分かりました。中でも印象深かったのは「人は見た目で80%が決まる」という話しでした。特に、仕事をしているときは自分の感情をおさえてお客様の思いに合わせる、鏡になるという話はよく分かりました。私自身で一番気をつけなければならないと思ったのは、”言葉“です。「言葉づかいは心遣い。」と言われましたが、仕事を行う上でとても重要なことだと思いました。お話しを聞いて、仕事をしている人はお客様を上においてとても気を配っていることがよく分かりました。職場体験では今回学んだことをしっかり生かしていきます。