平成２８年度第３７回未来教室

「おもてなしツアー２０２０」の感想

６年担任　分部光一

〇「この２ヶ月ですごく変わりましたね。成長しましたね。」授業のまとめとして子供たちに話してくださったＪＴＢの皆さんの言葉に、子供たちは満面の笑みを浮かべ、本当に嬉しそうでした。
〇２ヵ月前の１２月、国語の「ようこそ、私たちの町へ」という単元で、ＪＴＢの皆さんをゲストティーチャーとしてお招きし、子供たちは自分で調べた町をパワーポイントでまとめて発表しました。そこでいただいたアドバイスを総合的な学習の時間の「未来を拓こう　～Discover the future～」という学習に生かして発表したのが今回の授業です。
〇この学習は３年後に行われる東京２０２０オリンピック・パラリンピック競技大会と関連させ、外国人と共に生きる未来に向けて、日本の魅力を伝える「おもてなしツアー2020」を企画し、自分ができるおもてなしについて考えます。その「おもてなしツアー2020」のプレゼンテーションをＪＴＢの皆さんに見ていただきました。子供たちが企画したツアーは、「東京」「渋谷」「恵比寿」「広尾」の４地域。それを７グループに分かれて情報を収集し、ゲストティーチャーとして来てくださった東京都人権啓発センターの方や外国人留学生の方から伺った「外国人の感じる不便さや２０２０への期待」などの話も参考にしながら、整理・分析をしてパワーポイントにまとめました。
〇「みなさん、こんにちは。東京ツアーへようこそ。」「これから、みなさんを浅草の町へご案内します。」ツアーガイドになりきった子供たちのプレゼンテーション。１２月にいただいたアドバイスを生かし頑張って作り上げた企画です。ツアーが終わるごとにＪＴＢの方からコメントをいただきました。子供たちは感想で「プロの方に『よかったよ。』と言われて嬉しかった。」「前回いただいたアドバイス通り地図を入れたら『いいね。』と言われたからこれからも生かしていきたい。」と述べていました。プロの方に褒めていただく、プロの方に認めていただく、このことは子供たちにとってどれだけ嬉しかったことか。素晴らしい財産になったことはまちがいありません。
〇２回もＪＴＢの皆さんに来ていただき、前回からの成長を見ていただけたことは子供たちにとっても教師にとっても貴重なものとなりました。子供たちのプレゼンテーション能力が大きく伸びる素晴らしいアドバイスをくださったＪＴＢの皆様、様々調整してくださり長期間にわたる学びの機会を設定してくださった「おやじ日本」の皆様、本当にありがとうございました。