日  時 平成28年11月11日(金)13:35~15:25
学  校  名 練馬区立大泉中学校
実施学年 1年生7クラス(246名)合同で実施
課 程 等 総合的な学習の時間
授業内容 「マナーアップ教室」~職場体験の事前学習~
協力企業 リーガロイヤルホテル東京
 グループサービスチーム 及川忠彦様

%e5%a4%a7%e6%b3%89%e4%b8%ad%e5%ad%a6%e6%a0%a1%e2%91%a0 %e5%a4%a7%e6%b3%89%e4%b8%ad%e5%ad%a6%e6%a0%a1%e2%91%a1 %e5%a4%a7%e6%b3%89%e4%b8%ad%e5%ad%a6%e6%a0%a1%e2%91%a2 %e5%a4%a7%e6%b3%89%e4%b8%ad%e5%ad%a6%e6%a0%a1%e2%91%a3 %e5%a4%a7%e6%b3%89%e4%b8%ad%e5%ad%a6%e6%a0%a1%e2%91%a4 %e5%a4%a7%e6%b3%89%e4%b8%ad%e5%ad%a6%e6%a0%a1%e2%91%a5

「マナー教室アップ教室」で学んだこと

マナーアップ教室担当 栗山一彦

 11月11日(金)、職場体験学習の事前学習として、リーガロイヤルホテル東京の及川忠彦様に来校していただき、マナーアップ教室として授業していただきました。
生徒達は、相手の目の見方、先言後礼(先に声で挨拶してから、後で礼をする)、礼の仕方まで、及川先生の話をよく聞き、まねをしていました。
最後に、1学年代表委員長が生徒を代表して、及川先生にお礼の言葉を言ってくれました。その言葉の中に、今日学んだ先言後礼、言葉遣い、態度などを職場体験でなく、将来社会に出る際にも生かしていきたいという内容がありました。我々教員としては、生徒が学んだことを今後も生かすことを目標としているので、この言葉ほど聞いて嬉しいことはありません。
及川先生にはここ数年、毎回講演をお願いしております。今回のマナーアップ教室で、大泉中に現在所属する、1学年から3学年まで、すべての生徒が及川先生の指導を受けました。ぜひ、大泉中全ての生徒に、マナーアップ教室で学んだ礼儀を今後の人生に生かしていってほしいです。そのためにも、今後の指導を教員側からも継続していきたいと考えております。

生徒の感想文から(抜粋)

○僕がマナーアップ教室で感じたことは接遇の五原則の重要さです。あいさつ、表情、身だしなみで第一印象が決まり、それらに言葉遣い、態度を含めると総合的な印象に繋がるという話を聞きました。職場体験はもちろん、将来大人になったとき、社会に出たときに当たり前の原則だと感じました。僕が知らなかったマナーの意味や正しいやり方などを学ぶことができたので、これから実践したいと思いました。例えば、はじめにあいさつして後でお辞儀をする「先言後礼」です。このことを学ぶ前まではあいさつとお辞儀を一緒にすることが癖になっていました。しかし、言葉を先にすることで相手に伝わる気持ちが全然違うのだと気づきました。これをいかしてこれからも気をつけ、実践することが大切だと思います。
○私は、普段の生活において相手に自分がどのような印象に見られているかあまり意識することがありませんでした。今回のお話を聞いて、改めて自分の印象がどういうふうに感じられているか、人とどのように接するのが良いかを考える良いキッカケになりました。あいさつは、学校でも自分では意識して先生、先輩、友達としています。声の大きさは意識していても、その時の表情まではあまり考えていませんでした。これからは、元気よく、表情も意識してあいさつをしてみようと思います。職場体験では介護施設に行くことになっています。お年寄りや職場の方々とどう話したら良いか少し心配でしたが、今回伺ったお話を心にとめて頑張ってみたいと思います。
○私は今日の講座を受けるまでは「マナーなんて気にしなくてもいいや」とか「多分できているだろう」などと思っていました。しかし、受けてみると、できていない部分がたくさんありました。例として言えば、お辞儀です。お辞儀に会釈、敬礼、最敬礼の3つあると聞いてびっくりしました。私は、会釈はよくするのですが、腰からのきっちりしたお辞儀ではなく、首でのお辞儀でした。なので、「今日ここで知れてよかったな」と思いました。この他にもこの講座を通してたくさんのことが知れました。今日教えもらったことを、これからの職場体験や、明日からでも実行できる学校生活の先生に対する態度からやっていきたいなと思いました。
○ぼくは、社会に出て働くようになったら「あいさつ」は基本で、表情、身だしなみ、言葉遣い、態度はとても大切なことだと思っているので、今回のマナーアップ講座で接遇の五原則を伺うことができてよかったと思っています。今回色々と伺った中で特に大切だと思ったのは「先言後礼」です。相手の目を見ながらあいさつし、その後にお辞儀をした方が、どちらも中途半端にならず、相手の気持ちが伝わり、またその方が普通にされるよりどちらもが気持ちがよいと思います。今回学んだことは職場体験に生かすべきですが、将来会社に入ったときに教わることなので、早いうちから身に付けておいたほうがよいと思います。
○今回のマナーアップ教室でたくさんの事を学びました。その中でも今後気をつけたいことが接遇の五原則の、あいさつ、言葉遣い、態度の3つです。あいさつは、いつも心がけているのですが、声の大きさや、相手の目を見てあいさつすることができていない時があります。言葉遣いでは明るく、やさしく、そして相手の気持ちを考えて話したいと思いました。自分が言われて傷つく事やいやな事は言わないで、言われてうれしい事を言うようにしたいです。最後に態度ですが、座る時は姿勢を正しくし、背中が曲がらないように、だらしない座り方にならないようにしたいです。職場体験では私がした事がないことがたくさんあると思いますが、立派な中学生だなと思ってもらえるよう、今日のマナーアップ教室で教わったことを忘れないで、生かせるようにしたいです。また、職場体験が終わっても、普段の生活でも意識していきたいと思います。