平成２８年度第６回未来教室

マナー教室教室で学んだこと

　２年生教員一同

・マナー講座ではご指導ありがとうございました。湿度が高く、少し蒸し暑い体育館の中でしたが、丁寧で分かりやすく楽しい説明で、生徒達も飽きることなく集中して取り組むことができました。中学校では、１年生のうちにこのような機会をつくっても良いかと思いました。（実際に「先言後礼」は１年生の１学期に礼法指導を行いましたら、日々生徒は自然に実践できているので。）
○また、ホテルマンの仕事の紹介と共に、仕事の厳しさもしっかり伝わりました。
○教員は、生徒達にマナー指導をする機会も多々あるので、今後の指導に役立てていきたいです。
・大切な内容を１つ１つ丁寧に話され、大変わかりやすかったです。話しだけでなく、スライド（ＰＷ）も効果的であり、２時間という時間が長く感じられませんでした。
・１つ１つの動作や挨拶に、どうしてそうするのかという考えや理由があるということがよく分かり、大人にとっても、とても勉強になりました。
・表情、姿勢、角度など細かい所までご指導頂き、生徒達がこれから行われる職場体験だけではなく、今後の人生においてとても役に立つ講座でした。
・社会人（教員）として今年から働いていますが、日々マナーの大切さを感じています。今回、マナー講座では生徒だけでなく、大人達もしっかり学ぶことができ、大変勉強になりました。ありがとうございました。

《生徒の感想文から》（抜粋）

○私は、このマナー講座を通して心に残った事が２つあります。１つ目はファミコン言葉についてです。普段自分が耳にする言葉でこんなに違いがあることに初めて気付きました。そこまで日本語１語１語にちゃんとした意味があるということを実感させられました。これからはちゃんと日本語について学び、自分から調べたりなどして、恥ずかしくない言葉遣いをしていきたいです。２つ目は、先言後礼についてです。どんなに綺麗な礼の仕方でも言葉が伝わっていないと、意味のないことだと感じました。心からの感謝を伝えるとき、心から気持ちの良い挨拶をする時、必要になってくると思います。今回、初めて知ったことが沢山ありました。言葉遣いや礼の仕方など、行儀の基本なので、今後に生かしていけるよう意識して過ごしたいです。

○僕はマナー講座を通して特に３つの大切な事を学ぶことができました。１つ目は第一印象についてです。人の第一印象は、「挨拶、表情、身だしなみ」の３つだけで８割ほど決まってしまうことにとても驚きました。また、この3つを大切にしていけば、人々からの印象だけでなく、信頼も強くなっていくのではないかと考えました。２つ目は、「はい」という返事の仕方についてです。「はい」の本当の意味は、拝むということだったので感心しました。言葉の本当の意味を知り、美しい日本語を使っていくことの大切さにも気付かされました。
３つ目は、「ファミコン言葉」についてです。僕たちが普段使っている言葉には間違いがあるということを初めてしりました。正しい日本語や言葉を使って、相手から話しかけやすい人と思われるように日常的な言葉もしっかりと意識して話せるようにしたいです。そして、ホテルの従業員の方々に少しでも近づけるように様々な所を見習って学校生活にも活かしていきたいと思います。
○今日はホテルのマナーを学べて良かったです。そしてホテルの方々は、常に周りのことを気にかけていて、私たちが旅行などに行ったとき、ホテルに泊まりたくなるのはそんな気づかいを常にして下さっているホテルマンの方々がいるからだろうなと思いました。また、挨拶の角度にもこだわりがあることを初めて知り、１５度、３０度、４５度と使いこなしているホテルマンの方々はすごいなと思いました。そして挨拶は自分から進んでするものであり、自分から先にするのが大切なのだとわかりました。また、立っている時の姿勢にもこだわりがあることを知り、お客様がいないときでも、私が見ると、とても素敵な姿勢で立っているのだと分かりました。また、ファミコン言葉は、ファミレスなどでよく使われているので、間違っていることにとても驚きました。特に、「1000円からお預かりします」というのが違うことに驚きました。今回、２時間でとても大変なことを学べました。職場体験ではもちろん、高校受験や就職での面接などでも使おうと思いました。
○今日はお忙しい中自分たちのために時間を削って来て頂き、ありがとうございました。ホテルの仕事は正直自分も気になっていたので、なるほどと思うところがたくさんありました。また、改めて思ったのは、いつもホテルを利用する時、スタッフの皆さんは本当に礼儀が正しいと思いました。また、話し方について、とてもはっきりとしていてとても分かりやすかったです。あの口や目の体操は、よく滑舌が悪いと指摘される自分としてはとてもありがたいものでした。他に姿勢については、これからも役に立つことなので、教えて頂きありがたかったです。面接など、これからの人生であと何回もあることなので、しっかり身について自分のために役に立てたいと思います。今日は本当にありがとうございました。
○普段の生活で行っているイスの座り方、挨拶の仕方がいつもの自分と、ここまで違うことに驚いた。各種それぞれ細かいポイントがあり実践するのがとても難しかった。これを意識してホテルマンの人は接客をしているのだなと思うと改めてすごいと思った。特に駒中の伝統の挨拶は３つ種類があって、１５度、３０度、４５度と一回一回変えるのができなかった。あの姿勢を保ちながら、すごくやりづらく、他の皆も普通に歩いてしまっていた。態度や言葉遣いも目上の人に対して使う時に活用できる事が多く勉強になった。今日習った事を面接や社会に出たときに活用し、これからにつなげていきたい。
○私が思っていたホテルマンと本来のホテルマンが全然違ってびっくりしました。私の思っていたホテルマンは、笑顔で挨拶すれば良いのかと思っていましたが、姿勢、表情、言葉遣い、おじぎ、挨拶など色々な技が必要なのだと思いました。私が特に驚いたことは、おじぎの姿勢とお客様を待っている時の姿勢です。おじぎの時は首でおじぎをせず、腰からおじぎをすることです。私はいつもおじぎをするときは首が下がっているだけで、綺麗におじぎをしようとも心がけていなかったので、今回のマナー教室で改めておじぎを綺麗にしたいと思いました。もう１つ驚いたことはお客様を待っている時の姿勢です。お客様がまだ来ていない時でも綺麗な姿勢をするなんて、本当に凄いと思います。ホテルマンになるにはこんな大変なことができるようにならないといけないなんて、本当に努力をされてきたのだと身にしみました。教えて頂いたことを活かして、職場体験では大きな声で挨拶をしたいと思います。