平成27年度第18回未来教室
日 時 | 平成27年11月20日(金)13:40~15:15 |
学 校 名 | 杉並区立杉並第四小学校 |
実施学年 | 6年生2クラス(41名) クラス毎に2社の話を聴く |
課 程 等 | 総合的な学習の時間 |
授業内容 | 「ぼくの夢、わたしの夢」(キャリア教育) |
協力企業 | ヤマト運輸株式会社 |
井草支店 入澤夢仁様 | |
埼京主管支店 安全推進課 田部雄一郎様、田村照朗様 | |
高円寺支店 水野秀一様、高円寺北センター 並木康真様 | |
読売新聞東京本社 | |
編集局社会部 鈴木 希様 |
キャリア教育 ~読売新聞・ヤマト運輸の話を聴く~
杉並区立杉並第四小学校 藤永 順子
11月20日(金)5・6校時、おやじ日本の紹介で、読売新聞とヤマト運輸の方々に授業をしていただいた。
事前の打合わせを1回行って内容の確認をした。本校の6年生は、総合的な学習の時間で「ぼくの夢 わたしの夢」という課題を追究している。2学期は、今回のキャリア教育、そして子小連携校で、同じ敷地内に子供園があることから、ミニミニ職場体験を計画、3学期は、自分で一つの職業を選んで調べ、これからの生き方を考えていくという活動を予定している。今回は、2つの異なる職種の方々をお招きして、その仕事の内容の理解、社会で働くことの意味と価値、人との関わり、仕事への意欲・やりがいについて話をしていただくことになった。
当日は、ヤマト運輸さんは、5人の男性が来校。お一方は地域の配達員さん。子どもたちもよく知っているステーションのよくお世話になっている方、それだけでも子どもたちの反応は高まったといえる。
話は、仕事の内容について、プレゼンやクイズを取り入れ、分かりやすく説明していただいた。また、配達員さん方のお客様方とのかかわり、心の交流、言葉かけの温かさ、地域に根差した活動、など実話で紹介された。内容もさることながら、高円寺北の顔を見知った配達員さんが語られることで、さらに子どもたちはひきつけられた。
一方、読売新聞は社会部の女性記者、鈴木さん。記者の七つ道具の紹介のくだりでは、ポケットやカバンから出てくるその道具に子どもたちは目を輝かせていた。また、当日の給食のおかずについての担任への取材を、すぐに表した記事に、子どもたちは驚きをかくせなかった。取材の難しさに触れながらも、あきらめず取材を続けることで相手の心が開いていくという、人とのつながりの話は、2社ともに共通するものがあり、子どもたちの印象に強く残った。また、取材をする中で、たくさんの方々と接することができることも、鈴木さんの書いた記事と、そこに登場する方々を通して、魅力的に映ったようである。
昨年はJRの方の話を聞き、情報を切り口にお話を聞くことができた。今年は、さらに、人と人とのつながりについて学ぶことができた。
3学期、子どもたちがどの職業について調べるのだろうか。
また、これからどんな努力を続け、将来どんな職業につくのだろうか。楽しみである。