平成27年度第15回未来教室
日 時 | 平成27年10月30日(金)13:35~15:10 |
学 校 名 | 杉並区立荻窪小学校 |
実施学年 | 6年生4クラス(128名) クラス毎に実施(2名の講師が並行して実施) |
課 程 等 | 総合的な学習の時間 |
授業内容 | キャリア教育「未来を見つめて 自分を見つめて」①
「出会う」・・・働くって何だ? |
協力企業 | ㈱ゼンショーホールディングス |
人事部 人財開発課 木村和彦様、阪田啓太様、鈴木希子様 |
「未来授業」実施に寄せて
杉並区立荻窪小学校 6年担任一同
「飢餓と貧困をこの世からなくす。」という強い信念をもつ株式会社ゼンショーホールディングスの皆様のご協力を得て実施した今回の授業では、「何のために働いているのか。」、「その目的の実現に向け,どんな努力をしているのか。」という、「働く」ということを、具体的に、実感を伴う言葉と資料と共に説明していただきました。
授業で示された周囲の笑顔や幸せのために働くゼンショーホールディングスさんの姿勢は、児童の「働く」こと(=勤労観)への意識の芽生えを導くものでありました。また、信念の根幹に流れている「相手の立場に立って物事を捉えよう」というメッセージは、社会に出る前に、日常の集団生活の中で人と関わる中での在り方への気付きを促していました。授業を締めくくる講師の「相手のことを考えれば、もっともっと幸せな世界が広がります。」という言葉。それはまさに児童の中で「働く」ことと「社会の中の自己の在り方」への意識が結び付く瞬間でもありました。
価値観の多様化が叫ばれ、自分にとってどれが必要なものかを見極めることが求められる時代です。今回の講義内容は、児童にとっての判断基準となるものであり、礎ともなるものではなかったでしょうか。今回の講義内容は卒業まで約5カ月を迎えた児童だからこそ、この授業がまさに自己の「在り方・生き方」を真剣に考え始めるスタートとなったと確信しております。このような機会を設けてくださったおやじ日本の皆様、そしてゼンショーホールディングスの木村様、阪田様、鈴木様、誠にありがとうございました。