あけましておめでとうございます。よい新年をお迎えになったこととお慶び申し上げます。
昨年のおやじ日本の創立10周年記念全国大会では、小学生から大学生までの10人にご登壇いただき、子どもたちが一人前の社会人になるうえで何が必要か、学校や親は子どもたちの要望に応えているのかなど率直な意見交換をしました。初めての試みでどうなることか心配だったのですが、ご登壇した皆さんが素晴らしくて、いろいろな角度から教訓が得られました。また、広島、豊橋、山形、世田谷の皆さんからの活動報告もとても立派で、こんな方々と親しくしていただいていることを誇らしく思いました。いつもは辛口の会員から、今日の大会はこれまでで最高でしたよと声をかけていただき、ほっとしました。
その大会で、東日本大震災で被害にあった松などをもとに作られたバイオリンを演奏していただきました。おやじ日本はこの大災害に対して特段のことをやってこなかったのですが、この震災を忘れまいという思いでお願いしました。今年の3月11日は震災が起きて3年になります。当時、中学生が多くの人命を救う働きをしたことが伝えられていますが、これに学び、今年は「助けられる人から助ける人に」という合言葉で、学校を手掛かりに、大人も加わって、防災の勉強をする手助けをしていきます。当法人には、防災士の資格を持った会員が複数おりますので、彼らを中心に頑張ってみるかと思っています。もちろん未来教室や83運動、iS運動もこれまで以上に取り組みます。皆様のこれまで以上のご支援ご協力をお願い申し上げます。