日時 平成26年11月11日(火)13:45~14:30
場所 渋谷区立臨川小学校
実施学年 6年生 1クラス (20名)
課程等 総合的な学習の時間
授業内容 「自分を見つめて」(人権・キャリア教育)-道なき道を、進もう。-
協力企業 ヤマト運輸株式会社

南東京主管支店 教育課 福井健一様 秋山緑様

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ヤマト運輸の授業(「道なき道を、進もう。」)を視聴して

渋谷区立臨川小学校 分部光一

ユニフォーム姿で教室に入られたヤマト運輸さんの姿に、児童の目がくぎづけでした。まさに“働いている人”がいらっしゃったという感じで、教室内の雰囲気がぐっと引き締まりました。

まずはヤマト運輸の会社紹介。写真や絵などが盛り込まれ、クイズ形式にもなっており、児童は興味をもって見ていました。「4、000、000。この数字は何の数でしょう?」

児童は思案顔。

「正解は、一日に運んでいる荷物の数です。」

教室がどよめきました。

「ちなみに一年間の数は、十六億個です。」

「えー!!」

荷物を運ぶ車の数、社員の数、ドライバーの数などをいろいろ考えながら、次第に惹き込まれていました。次に見たDVD。実際に働いている方の声をまとめた映像は、児童の心に大きな感動を与えてくださいました。「荷物だけを届けているのではなく、荷物と一緒に気持ちも届けているのだなと感じました。」「DVDを見て感動しました。ぼくも人の役に立って、自分がやったこと全部にありがとうと言われてみたいです。」とは児童の学習後の感想です。働くことの意味や価値を伝えてくださいました。

「なぜ、働くの?」「“やりがい”つて何?」とのヤマト運輸さんの呼びかけは、児童が将来のことについて考えるきっかけとなりました。「“働くって良いな”と思いました。仕事をするというのは大変だけど、嬉しさを感じ、やりがいがあるんだなと思いました。」「この貴重な体験をきっかけとして、自分の将来を考えていきたいです。そして、社会人の一員として働けるようにがんばりたいです。」児童がこのように感じることができたのがとても嬉しいです。

働くということは、まだまだ遠い将来のように感じている児童は少なくありません。しかし、最前線で働かれている方の話を聴いたり、働くことについて考えたりすること、その一つ一つの積み重ねは確実に児童の将来に生かされると感じました。このような機会をくださったヤマト運輸、おやじ日本の方々、ありがとうございました。