令和6年度第19回未来教室
日 時 | 2025年1月11日(土)10:30~12:10 |
学 校 名 | 目黒区立東山中学校 |
実施学年 | 2年生 3クラス(115名)クラス単位で実施 |
3年生 4クラス(127名)クラス単位で実施 | |
課 程 等 | 総合的な学習の時間 |
実施内容 | キャリア教育「生き方教室」 |
協力企業 | 2年生 |
株式会社三井住友銀行 | |
渋谷駅前支店 田中伸夫様、安武穂高様、松本直也様 | |
株式会社エフエム東京 | |
編成制作局 制作部 橋本颯希様 | |
日本アイ・ビー・エム株式会社 | |
IBMコンサルティング事業部 永瀬芳隆様 | |
3年生 | |
三井住友カード株式会社 | |
経営企画部兼社会的価値創造推進部 松枝美雪様 | |
住友生命保険相互会社 | |
都心総括部 都心マーケット推進室 珍田芽衣様 | |
アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 | |
ストラテジック営業本部 第一営業部 袴田 淳様 | |
法務部 公共部 笹沼 穰様 | |
株式会社ゼンショーホールディングス | |
人事部 人財開発課 栃木杏海様、渡邉花恋様 |














令和6年度「生き方教室」を終えて
<第2学年>
【講師:株式会社三井住友銀行様】 2年C組担当 芦業勇哉
本日は、貴重な講演ありがとうございました。説明が分かりやすく、お金についてや投資の特徴等も教員、生徒ともに理解することができました。生徒はお金について興味をもっていると同時に、大人なになってどのように使っていくかが具体的にイメージできていません。そのため、今回の講演を聞いてイメージができたと思います。三井住友銀行のグッズもいただき、生徒達は、楽しませてもらいながら、大満足の表情を浮かべておりました。次の2年生にもぜひ講演していただけたらと思います。
【講師:株式会社エフエム東京様】 2年B組担当 堀 愛
ラジオに馴染みのない生徒にもパンフレットやラジカセを用いて説明してさったのでとても分かりやすかったです。ラジオ局の仕事については部門ごとに説明があったので生徒も想像しやすかったと思います。また後半にお話しいただいた好きなことを仕事にするために今のうちにできることは可能性を増やすこと、最初から自分には無理だと諦めるのではなく、中高生のうちにいろいろチャレンジしていってほしいという言葉は、教員の私もよく生徒に言っているのですが、第三者の方からも言っていただけたので、より響いてくれたのでは!と思いました。毎年、生き方教室を楽しみにしています。
【講師:日本アイ・ビー・エム株式会社様】 2年A組担当 齋藤綾華
今回お話をしてくださったIBMですが、我々大人にとっては老舗企業というイメージがありました。しかし、おどろくことに教室にいる生徒、誰ひとり知らないという結果で、ご担当の永瀬さんも若者へのブランディングがIBMの大きな課題となっているとのことでした。本校が実施しているこの生き方教室のような特別授業を全国で拡大させ、“企業を知る”
ことにも活用してほしいと思います。その際、生徒の興味・関心を高められるよう一方的な講義ではなく双方向コミュニケーションのある活動を取り入れたものにできると良いと思います。生徒の興味・関心を高められれば企業アピールにもつながると思いますので、、、。
<第3学年>
【講師:三井住友カード株式会社様】 3年D組担当 渡辺淳一
学生時代の夢や部活動のことなどを話していただき、中学生には興味が持てました。
キャッシュレスについても詳しく話していただいたことで、これから社会に出る中学生がどのように利用していけば良いか、とてもわかりやすい説明でした。
講師:住友生命保険相互会社様】 3年C組担当 樋口明香里
「人生100年時代」ということで、健康寿命を伸ばし、幸せに生きていくことの大切さについて学ぶことができました。住友生命のvitalityの仕組みを聞いて、リスクに備えて様々な仕組み、制度があることを知りました。生徒も保険の意義や大切さについて分かりやすく学べたと思います。
【講師:アマゾン ウエブサービス ジャパン合同会社様】
3年Ⅽ組担当 上野和章
先生のお話から、Amazonのサービスのみならず、営業職として働かれることの楽しさ、子育てを通して感じることなどを知ることができました。特に、プロジェクトを立ち上げるうえでは、全員で顔を合わせ、意見を出し合うことが大切、という話は、これから社会で活躍していく子どもたちにとっても学びになる話だったと思います。私は技術科の教員として、日々子どもたちに様々な情報技術についても授業しています(本校でも「ロイロノート・スクール」というアプリを使っていますが、AWSサーバのおかげでクラウド環境を快適につかえています)。これからも、教師として、本日の話から学び、気付いたことを授業に生かしていきたいと思います。
3年A組担当 小林陽子
貴重な時間を頂きありがとうございました。「失敗しないのは挑戦していないのと同じこと」という言葉が心に残っています。年齢を重ねるほどどうしたら失敗せずにできるかを考えてしますのですが、まずは行動することですね。笹沼さんが仰っていたように今の生徒たちは自己肯定感が低く、自分で限界を決めてしまいます。これから受験に立ち向かう彼らには、大きな励ましの言葉になったと思います。できないことの数を数えるような後ろ向きの姿勢ではなく、「人生何とかなる!」と常に自分を信じて前に進んでいく。そんな笹沼さんのメッセージを受け、心が軽くなったと話す生徒もいました。今日の講話で、私も前向きの言葉を生徒にかけていきたいと思いました。
【講師:株式会社ゼンショーホールディングス様】 3年B組担当 上野和章
ゼンショーホールディングスのお店や経営理念の紹介から始まり、先生方の中学生時代に取り組んでいたこと、楽しかったこと、目標にしていたことなどを話していただいたことで、子どもたちは将来の生き方についてより身近に感じることができたと思います。私は技術科の教員として、日々、子どもたちと学校生活を共にしています。特に、勉強に関しては、中学生の方が真面目で、一生懸命に取り組んでいるなと感じる時もあり、自分自身、日々、授業力を向上していきたいと感じているところです。今日の先生方の話で、子どもたちも私も、目標に向かって行動していく意欲が高まりました。またお話を聞く機会がありましたら、よろしくお願いします。
生徒の感想文から(抜粋)
<2年生>
【講師:株式会社三井住友銀行 田中伸夫様、安武穂高様、松本直也様】
○今日の講話で今のうちから株やお金の知識を学び身につけておく大切さを実感しました。普段の生活でお金のことを深く考える機会はあまりなかったのですが、今回の講話を通して将来に向けて備えるためにはまず自分自身がお金の仕組みを知り、活用方法を学ぶ必要があると気づかされました。これからは講話で学んだことを基に少しずつお金の勉強を始めてみたいと思いました。また、自分なりに将来の計画を考え、将来の自分を助けるために今できることを始めることが大切だと改めて思いました。今回の講話は、お金について学ぶだけでなく、「今何を準備すべきか」を教えてくれる有意義な時間でした。
○今回の生き方教室では特に投資について教えていただき、とても勉強になりました。お金を単にためるだけでなく、賢く増やす方法や、将来に向けた資産運用の重要性について分かりやすく教えていただきました。また、リスクを理解しながらも計画的に行動することや、若いうちからの準備が将来の大きな差につながるという話には強く共感しました。お話を聞いて、自分も将来の目標に向けてお金の使い方や管理の仕方をもっと意識していこうと思いました。今回の生き方教室で、お金に対する考え方が少し広がったように感じています。
○私は人生14年目の子どもですから銀行とは無縁でしたが、今回、お金や投資についてのお話を聴いて、若いうちからお金回りのことに興味をもったり調べたりすることが後の人生で重要になってくるということを学びました。若いうちは投資について学ぶのが小難しく感じたり、面倒くさいと感じると思いますが、将来のことを考えると若い今のうちから関心を持っておくのが大切だと思いました。社会人になって給料にプラスしてお金が入れば生活は楽になるのだろうと思うのですが、投資に回すお金を給料から用意するためには無駄な出費を無くすことが重要になるため、それを見越して今からお金の使い方を学んだり、今のうちから無駄な出費を無くすことを意識しながら生活していきたいと思います。
○今回の話を通して「好きなことを仕事にする」ことがどれほど素晴らしいことかを深く考えることができました。これまでは仕事はただお金をかせぐ手段という考え方が心の隅にあったように思います。しかし、自分が心から好きだと思えることに全力を注ぎ、それを仕事にする人生はきっと楽しく充実したものになるはずだと感じました。もちろん、好きなことを仕事にするのは簡単なことではありません。努力は必要ですし、時には大変な状況にも直面するかもしれません。それでも自分を信じて一歩一歩進んでいけば夢に近づけると思います。私も、これから好きなことを仕事にし、自分の人生を楽しめるように、今自分ができることから始め、努力を続けていこうと思います。
○私はあまりラジオを聞かないのですが、今回のお話を聞いてすごく興味をもちました。ラジオ番組を作るにあたってどういう仕事があるのか、ラジオ放送局はどういうところなのかなど、今まで知らなかったことを学ぶことができました。音声の後ろにいろいろなBGMを流すことによって雰囲気が違ってくることも実感できました。ラジオではテレビのように姿は見えず、声だけなので、いろいろ想像、イメージして聴いて、楽しむことができることを学びました。さらに好きな仕事をするととても楽しく充実した毎日が送れると感じました。自分がやりたいことを仕事にすることは素晴らしいとだと思いました。なので、私も好きなことをやれるよう頑張りたいです。
○今回のお話を通して、自分が好きなことを仕事につなげる楽しさを知ることができましした。もちろん、仕事をする上で大変なことはたくさんあると思います。しかし、その
気持ちを上回る楽しさが確実にあるんだと分かりました。また、好きなことを仕事にするために、今の中学生であるうちにたくさん可能性を増やしていくことが大切だと思いました。今回、好きなことを好きでい続けること、将来のために可能性を増やすことが大事だということを学びました。今回学んだことをこれからの人生に生かして行きたいと思います。
【講師:日本アイ・ビー・エム株式会社 永瀬芳隆様】
○今までIBMという会社を知らなかったけど、表に立っている訳ではなく、裏方でとても活躍されている会社なのだと知りました。今日の講話を聞いて、誰もが成功だけでなく挫折を経験していることが分かって、今の自分が悩んでいる時間は無駄にはならないと思いました。生き方や考え方に正解はなく、自分が違うと思ったら路線を変更すればいいというポジティブな思考を持つことができました。私は自分の失敗を恐れて何かをやめることもあったのですが、今日の講話で、とにかく「行動」することが大切だと思いました。
○今回の講話で、今まで知らなかったIBMという会社について知ることができました。演習にあった問題などを見て、自分はやはり頭がかたいと実感し、改めてリーダーとしてチームをまとめているのはすごいことなんだなと実感することができました。今中学生で友人関係や将来のことで不安になることがよくありましたが、今回のお話を聞いて、今明確な夢や目標がなくても大丈夫だということが分かりました。また、私はチャレンジして失敗することが怖くてあまりチャレンジしませんが、今日あった「失敗していい」という言葉を信じて色々なことにチャレンジして将来の自分の可能性を広げられるようにしていきたいと思いました。
○今日のお話を通して、仕事にはコミュニケーションが一番大切だとということを学びました。例えば、ある要件を確定させるために重要なことは何かと考えると、その人が何を一番求めているか、何を一番大切にしているかを把握することだと思います。「お客様の数だけ正解がある」ように、相手に一番合った選択をすることが相手のことをよく知る「コミュニケーション」とつながるのだと思いました。仕事はコミュニケーションだ、相手のニーズを大切にすることが重要だという、今回学んだことを、今後の学校生活にも大人になってからも生かしていきたいです。
<3年生>
【講師:三井住友カード株式会社 松枝美雪様】
○クレジットカードやデビットカードの詳しく教えていただいたので、いつかカードを使う時がきたら、その知識を生かします。なかでも、使い過ぎや不正利用に気をつけ、カードのメリットを最大限使っていきたいと思いました。また、今回のお話を聞いて、自分ならではの観点で会社を見極めて選ぶ必要を知り、自分の将来の働く会社を決めるとき、自分のやりたいことなども含め、考えていきたいと思いました。お話の最後にあったように、これから私は仲間を大切しながら、また、素朴な疑問を大切にし、自分の将来の夢の選択肢を広げて、自分がやりたいことを存分にやっていきたいと思います。
○私は、今回の講話を聞いて、仕事を選ぶとき、その仕事を通して自分に何ができるのか、何をしたいのかをよく考えたいと思いました。私はまだ就きたい職業は決まっていないので、大学生になって、就職活動をする際に、その仕事について、自分がどのように社会に貢献できるかを考えながら選ぶようにしたいと思いました。また、これからは、ふとした疑問を大切にしたいと思いました。なぜなら、お話を聞いていて、ふとした疑問から自分がこれからやりたいことを見つけることができると思ったからです。
○私は今回の講話で、人を見ることが大切であることを学びました。私もそろそろ将来のことを考え始めなければいけない時期で、実際、自分が何に向いているのかを考えていました。しかし、今回のお話を聞いて、仕事内容だけでなく、その会社がどのような雰囲気であるかなども重視していくようにすべきだと思うようになしました。また、どこに就職するかを決めるときに「今後何が発達するのか」という観点も大事であると思いました。そのため、これからは、日常の様々なところへ目を配るようにし、将来に生かしていけるようにしていきたいと思います。
【講師:住友生命保険相互会社 珍田芽衣様】
○私は受験期なのですが、どこの高校に行き将来どうするのか、まだ分かりません。しかし、今回の講話を聞いて、将来のためにたくさんのことを経験することを意識しようと考えました。どこの高校に進もうと、いろんなことにチャレンジし、将来のための経験をすることが自己成長につながり、自分に自信がつくだろうと思いました。そして、それが生きる上での力になると確信することができました。
○今回の「生き方教室」で「ありがとうと言われることがやりがい」と聞いて、誰かの役にたてることが仕事だと自分も嬉しくなれると気づいた。相手に伝えるのは難しいけれど、相手のことを考えるのが大切だ!働くことはお金を稼ぐだけではなく、成長やモチベーションの向上もある!今後のためにも、何かを全力で頑張りたいと思った。何かを体験することが今後の自分にとっても大切で、そこから自分がやりたいことや夢が見えてくると知れた。これから様々な体験をして将来の選択を広げていきたいと思います。
○私は今回の授業を通して「夢の見つけ方」についての考え方を意識するようにしたいと思いました。この考え方を知るまで、私は「やりたいこと」だけで将来を考えていました。しかし、今回この考え方を知り、自分の「やりたいこと」が「できること」にもなっていないように感じました。そのため、これからの自分は、がんばったという経験を増やし、向上心をもって物事に取り組み、「やりたいこと」と「できること」の重なる部分が増えるようにがんばっていきたいです。
【講師:アマゾン ウエブサービス ジャパン合同会社 笹沼 穰様、袴田 淳様】
○私は将来、外資系企業で金融関係の仕事をしたいと考えています。なので、お話の中で「好きなことを貫き通す」というところにとてもひかれました。自分が好きなことをしていくのは仕事をする上でモチベーションになると思います。また、アマゾンの理念で「失敗を恐れない」ということには驚きました。世界でGAFAの一つに入る大きな企業が「失敗」を大切に考えていたからです。失敗は悪いこと、したくないことと思いがちな自分にとって、失敗することで何かが生まれると気づくことができました。この考え方を大切にしていきたいと思います。
○今回の講話で、アマゾンがどのような仕事をしているのか、何を大事にしているのかを学ぶことができました。品揃え・お客体験・お客数・売り手数の4つの要素が巡ることで低コストにつながることを初めて知ってとても勉強になりました。多くの人と一緒に仕事しているいる体験を聞いて、今のうちから多人数と話すことを意識するようにしていけば、今後の私に役に立つと思いました。今回の話を聞いて、私も「生きがいと思えるほど楽しい」と思える仕事につけるように頑張りたいと思いました。
○私は今回の「生き方教室」で、自分の得意なことや好きなことを仕事にできるといいと思いました。今回、笹沼さんの体験談を聞いて、仕事がつらくても自分の好きなことややりがいのある仕事だと長く続けることができたり、楽しく仕事をすることができると分かったので、将来、自分が仕事をすることになる時は自分が好きなことを意識し、仕事をさがすようしていきたいと思いました。また、失敗してもそのあとしっかりチャレンジをしていこうと思いました。
講師:株式会社ゼンショーホールディングス 栃木杏海様、渡邉花恋様】
○ゼンショーホールディングスは初めて聞いた会社だったのですが、国外にも店舗を広げている理由、「世界から飢餓と貧困を撲滅する」というとても印象的な目標に感銘を受けました。将来についての話で、知識を増やしていくことが大切だと分かりました。そして、私たちの周りにあるものは「誰か」の「何か」によって成り立っているという話を聞いて、将来の夢やなりたい職業を見つけるときにはこのことを意識して探したいと思いました。そして、目標達成のために様々な努力と工夫をしていると知れて、私も目標を達成するために沢山の努力をしていきたいと思いました。
○講話を聞いて、自分の10年後や将来の夢など、未来について考えました。話を聞くと、中学生と大人では将来の夢が変わっていたり、今はなりたいなあと思っていても数年後には変わっていたりと、考えには人生の中で様々な変化があるのだなと思いました。だから、一概に、今のうちから将来について決定しなくてもいいのだなと思えて、前よりも気楽に将来のことを考えられるようになりました。将来どんな仕事につくのかは分かりませんが、何の仕事になってもその仕事に誇りをもって取り組もうと思う気持ちになりました。
○私も食べることが大好きで、今までは美容系の仕事につけたらいいなと思っていましたが、お話を聞いてから食の仕事もいいなと思うようになりました。食の中にもいろいろな役割があったりして、将来やってみたいことの視野が広がりました。講話では講師自身についての話がたくさんあってすごくおもしろかったし、実際の話と関連付けることによって自分との比較ができて分かりやすかったです。そして、私も将来、誰かのためになるような仕事につきたいと思いました。