日  時2024年6月5日(水)9:35~12:15
学  校  名 中野区立緑野小学校
実施学年4年生 3クラス(94名)クラス毎に実施
課 程 等学級活動(セーフティ教室)
実施内容金銭教育「おさる3兄弟と学ぼう!じょうずなお金のつかいかた」
協力企業 三井住友カード式会社
 経営企画部 平岡友恵様
(株式会社イー・カンパニー キッズマネーステーション認定講師
柳原 香様、平野 梨沙様

セーフティ教室「おさる3兄弟と学ぼう!じょうずなお金の使い方」の感想

4学年担任 岡本雅史

先日はご多用の中、本校の「セーフティ教室」で授業を実施していただき、誠にありがとうございました。

 アクティビティを中心に授業が展開されたことで、子どもたちが興味関心をもち、どの子も前向きに取り組んでいたように思います。アクティビティとおさる3兄弟のお話から、お金の使い方にも様々な種類があることを理解することができたように思います。特に、「使いすぎもいけないが、貯めすぎても楽しめない。バランスが大切」という事が、子どもたちの心に残ったようでした。また、電子マネーなど、「目に見えないお金」を使うことが当たり前になってきていること、そこには使っている感覚がなくなることなど、これからの子どもたちのお金の使い方において大切となることも教えていただけました。

 4年生になると友達との交友関係が広がり、遊び方も変化してくる頃です。子どもにお金を持たせて遊びに行かせているご家庭もあれば、そうでないご家庭もあります。持たせる金額もそれぞれ異なっています。子ども同士でのやりとりの際、おごってしまう側だけではなく、おごられる側の意識の低さも感じられることがあります。両者が、お金の大切さを意識し、「自分のために」に使うこと、保護者の方が一生懸命働いて得たお金であることについて、より子どもたちの意識を高める必要性を感じました。また、「誰かのために」使う時には、「保護者の方に報告する、相談する」ということを教えていただいたのが、現状の子どもたちには、とても大事なことであると強く感じました。子どもがお金の使い方について安易に判断せず、身近な大人に報告し、その判断結果を聞くことを通して、よりよいお金の使い方を学んでいってほしいと思います。

 ご協力に感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。